金の刻印!足金・千足金・万足金とは?読み方や買取できるか紹介

投稿日:2024年5月21日 更新日:2024年05月24日

金の刻印!足金・千足金・万足金とは?

 

熊本市東区の質屋 質乃蔵(しちのくら)の児玉です。

ジュエリーや貴金属に見られる、足金という刻印。どういう意味なのか、金の偽物ではないのかと気になる人は多いでしょう。

結論から述べると、足金は金の含有量を意味する言葉であり、20金ほどの金製品であることを示す中国特有の刻印です。

本記事では、足金・千足金・万足金の意味を解説します。さらに真贋を見分ける方法や、買取できるかどうかについても紹介しています。自宅に足金がある人や足金の購入を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。

 

金の刻印!足金(そくきん)とは?

足金(そくきん)

 

指輪やネックレスなど、本来なら「K18」金といった刻印があるはずなのに、「足金」という刻印があったら。

「いったい、足金って何?」

と、疑問に思うはずです。

そもそも足金とは、金の含有量を示す中国独自の刻印です。足金という特別な金属ではありません。

中和辞典などで足金は純金と訳されているものの、金の含有量は曖昧で純度に幅があります。中国独自の基準に基づいて刻印されており、実際の純度にはバラつきがあるでしょう。

一般社団法人日本ジュエリー協会では、純度990%の金を足金と表示するよう定めています。足金は、日本の20金(K20)に該当する品物が多いと捉えておきましょう。

足金=純金と認識して確かめずに購入すると後悔するケースがあるので、気になる人は詳細に検査してみてくださいね。

 

足金・千足金・万足金の読み方や違いを紹介

 

足金のほかにも、千足金や万足金などが存在します。

すべて金属の名称ですが、それぞれ読み方や特徴があるので把握しておきましょう。

 

足金・千足金・万足金の読み方

  • 足金(そくきん)
  • 千足金(せんそくきん)
  • 万足金(まんたるきん)

 

と読みます。

足金と千足金はそのまま読めますが、万足金のみ特殊な読み方をするのであわせて覚えておきましょう。

 

足金・千足金・万足金の違い

足金・千足金・万足金はそれぞれ金の含有量が異なります。

 

  • 足金:20金(K20)
  • 千足金:21.6金~23金(K21.6〜23)
  • 万足金:純金(K24)

 

金の含有量は曖昧で純度に幅があるケースが多いものの、含有量順に並べると

 

万足金>千足金>足金

 

とされています。

なお、万足金と刻印される純金は、非常にやわらかいことが特徴です。アクセサリーに使用する場合は、破損を防ぐため肉厚なものが多いでしょう。希少性が高く、資産価値を期待できます。

千足金とされる21.6〜23金は、90%以上が金で構成されているもの。割金を施すことで、純金の上品な輝きと耐久性を兼ね備えています。

足金とされる20金は、純金よりも高い強度を誇ることが特徴的。

日本ではあまり見かけないものの、アジア地域のジュエリーに頻繁に使用されています。加工しやすく、複雑なデザインも実現しやすいでしょう。

色味は万足金や千足金よりも、やや明るい黄色に見えるでしょう。

 

足金・千足金・万足金にも偽物が存在するから注意

 

足金・千足金・万足金と刻印されていても、偽物が存在するので要注意。実際は、金メッキや貴金属ですらないものもあります。

20金にも届かないのに純度をごまかしていたり、金と偽って異なる金属を使用していたりするでしょう。

偽物であるにもかかわらず、商品の価格は金と同程度に設定されているケースもあります。

一般的に判別は困難であるため、専門知識や機材が必要です。購入時に見分けるのは、難しいといえるでしょう。

しかし、自宅にある製品なら、専門業者に査定を依頼できる場合があります。

 

足金が本物か偽物か?真贋を調べる4つの方法

 

自宅にあるものや購入を検討している足金が、本物なのか気になる人も多いでしょう。精巧な偽物を見分けるのは難しいものの、真贋を調べる手段も存在します。

足金以外の金製品を見分ける方法でもあるので、ぜひチェックしてくださいね。

 

①磁石を付けてみる

磁石が付けば、足金ではなく偽物の可能性が高いでしょう。金は基本的に、磁石に付かない性質だからです。

店頭で購入を検討している商品や自宅にある足金に磁石を当てれば、簡単に判別できます。

しかし、金以外に磁石に反応しない性質の金属を使用して、足金であると偽っているケースもあるので要注意。たとえば、アルミ・銅・銀などに金メッキを施せば、磁石がつかないので偽物と発覚しにくいでしょう。

 

②色を確認する

金の色味が薄いものは、偽物であると考えられます。

本物の純金すなわち万足金は、山吹色のような濃い黄色です。20〜23金の足金・千足金になると割金の影響でやや明るい黄色に近づきます。10金ともなると配合されている銅の影響によりくすみを帯びた色合いになるでしょう。

一方で、不自然な輝きがある明るい色は、金メッキや偽物である可能性が高いといえます。本物の金と査定されている品物と比較すると、色の違いはすぐに判断できるでしょう。

 

③試金石を使う

試金石に足金をこすりつけて描いた線に硝酸をかけると、偽物か判別できます。純度が高い金なら硝酸をかけても残りますが、純度が低い金は残らず溶けてしまうでしょう。

試金石とは、金買取の際に品質を計るために用いられる石のこと。黒い石英質の鉱石であり、一般的には碁石などの材料に用いられる那智黒石が材料とされています。

しかし、試金石が自宅にある人は少ないもの。加えて硝酸は第六種危険物に指定されており、 個人での使用は禁止されています。試金石を使った鑑定を行いたいなら、専門業者に依頼してみてくださいね。

 

④比重計を使う

足金は比重計で計測することで、真贋が判断しやすくなります。金の比重すなわち密度は、純度によって異なるからです。

比重計は、金やプラチナなどの貴金属の価値を正確に鑑定する際に用いる機械。比重計には水が入っており、水の中での金の重さと水の外での金の重さを比較すれば、金の純度が算出できる仕組みです。

比重計は貴金属買取店に設置されているケースが多いので、気になる方は足金製品を持ち込んで調べてみてくださいね。

ただし、複数の金属や宝石を使用した製品や、中が空洞になっている製品では、正確な比重を計測できない点に留意しましょう。

 

足金・千足金・万足金は買取してもらえるの?

足金・千足金・万足金は、買取可能です。金製品であることに変わりはないので、比重毛等で調べ、金であることが間違いなければ「K20〜24程度」の貴金属として買い取ってもらえるケースが多いでしょう。

しかし、製品によっては中が空洞だったり、純度が曖昧だったりします。もちろん高額買取してもらえるケースもあるので、気になる人は一度鑑定を依頼してみてくださいね。

 

まとめ

足金・千足金・万足金について解説しました。

足金は金の含有量を表す、中国特有の刻印です。含有量は万足金(24金)、千足金(21.6〜23金)、足金(20金)の順に多いとされていますが区分は曖昧です。気になる人は、一度鑑定を受けることをおすすめします。

ただし、足金と打刻されていても、偽物もあるので要注意。金メッキや貴金属以外の疑いがあるときは、真贋を見分ける方法を試してみましょう。自分では判別がつかない場合は、専門知識や鑑定道具をそろえている専門業者に相談してくださいね。

 

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