純金積立やめとけ!おすすめしない4つの理由を暴露

2022年1月21日

純金積立やめとけ!おすすめしない4つの理由

質乃蔵(しちのくら)の児玉です。

実物資産である金は「有事の金」といわれ、資産形成として購入を考える人も多いアイテムです。

しかし、「純金積立」を検討しているのであれば、ちょっと待ってください。

純金積立は必ずしも得をするとはかぎらないからです。今回の記事では、純金積立がおすすめできない理由を解説します。

 

純金積立とは?

純金積立とは、金を毎月購入して積み立てるタイプの投資商品のこと。毎月少しずつ投資できるのが売りとされ、月々千~数千円から気軽に投資ができます。

コロナ禍の長いトンネルの出口がまだ見えない現在、世界情勢は混とんの中にあるといえます。資産を持っていても、いつどんなことが起きるかわからない、そんな今だからこそ、実物資産である金に注目が集まるのも自然なことだといえるでしょう。

今まで投資をしたことのない人でも、多くの人が資産運用・投資信託の方法を模索し始めています。中でも純金積立は、初心者でも少額から簡単に始められる金投資方法のひとつです。

株式と異なり、いきなり資産価値がゼロになることはない点や、株価が暴落してもその影響を受けにくい点がメリットとして挙げられます。これが、金が「有事の金」「守りの資産」と呼ばれるゆえんです。

 

純金積立やめとけ!おすすめしない4つの理由とは?

初心者でも始めやすいと思われがちな純金積立ですが、実は投資として純金積立はあまりおすすめできません。

金は「有事の金」と言われるのは、金が世の中の景気が悪いときにその力を発揮するから。それは裏を返せば、景気が良くなると金の価値は下がるということです。

つまり、金はリスク回避目的の投資商品。利回りや配当金は出ないため、株式など他の投資商品と比べて利益は少なくなるでしょう。さらに、手数料が高いため、場合によっては損失を出す危険もあります。

 

①手数料が高い

純金積立のデメリットは、第一に手数料の高さです。

一般的な純金の購入手数料は2~3%ほど。株式投資の手数料が1%前後であることを考えると、2~3倍もの手数料がかかることになり、純金積立の投資効率は決してよいとはいえません。

仮に金の価格が5%上昇しても、手数料に3%かかってしまうと利益は2%です。さらに純金積立には数千円の年会費がかかります。積立休止の際にも年間の口座管理料がかかりますから、一度純金積立を始めると思ったよりコストがかかることがわかるでしょう。

純金積立は月々1,000円から始められるものもありますが、手数料他の諸経費を考えると割に合わない投資になる可能性が高いのです。

 

②利息や配当が出ない

純金積立が株式投資などと異なる大きな点は、利息や配当金(インカムゲイン)が発生しないことです。このため、他の投資商品に比べると純金積立の利回りは大幅に低くなります。

株式投資であれば企業の余剰利益から株主への配当金が支払われます。また、株主優待といった特典もありますし、福利効果など運用の仕方次第で利益を大きく増やすことも可能です。

その点、純金積立にはそれらがまったくありません。したがって、金を持つメリットは極めて限定的といえます。

さらに、金は値動きがない場合は利益どころか損失を生みかねないことも覚えておきましょう。

積み立てを一時休止しようと考えても、口座管理手数料は発生します。したがって、純金積立を続ける限り、何かしらの利益が削られると考えるのが無難です。

 

③購入価格と買取価格の差がある

純金積立では、金を購入したときの価格と買取されたときの価格に差が生じます。この差額のことをスプレッドといいます。

一般的に金取引のスプレッドは他の投資よりも広く設定。そのため、ただでさえスプレッドが広いと売却したときの利益が少なくなってしまうのに、取引回数が多いとさらに損をしてしまうのです。

スプレッドの設定は運営会社によって異なります。純金積立で損をしたくないのであれば、仲介手数料の安い運営会社を選びましょう。それでも純金積立で安定した利益を生むことはなかなか難しいのは事実です。

 

④相対的に価値が決まるため投資に向いていない

金の価値は相対的に決まるため、利益を出すことを目的とする投資には向いていません。金の価値が相対的に決まるとは、他の資産と比較して価値が上下するということです。

株式投資が企業の成長と共に株価が上昇するのに対して、金そのものの実質的な価値は変わりません。金の価値が上昇するのは、他の資産の価値が下がるときです。

たとえばインフレなど貨幣の価値が下がるときや不況時に、金の価値は上昇する傾向があります。

金は、経済状況が悪化したときのリスクヘッジとしてとらえておく方が賢明です。

 

まとめ

金の価値は世の経済が悪化して初めて発揮されます。既存の貨幣の価値が低下したときの保険として持つのに適した資産なのです。長期的にみて価格上昇が期待できない純金積立は、投資としては避けた方がよさそうですね。

 

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