ヴァンクリーフがなぜ高いのか?理由や値上げ・安い国について解説

投稿日:2023年5月27日 更新日:2023年05月27日

ヴァンクリーフがなぜ高いのか?

熊本の質屋 質乃蔵(しちのくら)の児玉です。

愛らしく上品なデザインを展開している、ヴァンクリーフ&アーペル。

幅広い世代から人気のブランドですが、「値段が高くて手が届かない」と悩んでいる人も多いでしょう。

本記事では、ヴァンクリーフ&アーペルの値段が高い理由について解説します。

「フランスで購入すると安くなるのか」「購入後に後悔しないか」といった点についても解説するので、ヴァンクリーフ&アーペルのジュエリーが気になる人はぜひチェックしてみてください。

 

ヴァンクリーフがなぜ高いのか?3つの理由とは?

ヴァンクリーフ

ヴァンクリーフ&アーペルは、価格帯が高いことで有名です。展開されている製品が高額な理由として、次の3つが考えられます。

 

  • 最高級の地金と宝石を使っている
  • 高い技術力で作られている
  • 歴史とブランド力がある

 

それぞれ詳しくチェックしてみましょう。

 

①地金と宝石を使っている

ヴァンクリーフ&アーペルは、常に最高級の宝石と地金を素材にして、製品を生み出しているのが特徴です。

ヴァンクリーフ&アーペルで取り扱う宝石には、次のようなものが含まれています。

 

  • ダイヤモンド
  • パール
  • オニキス
  • オパール
  • ターコイズ
  • サファイア 他多数

 

宝石の選別は厳密に行われており、2段階に分けられています。

まずは、ヴァンクリーフ&アーペル専属の鑑定士が、石の外観を精査。科学的な基準に基づく評価を行います。

評価後は、ブランドが定める基準と感性により、宝石の美しさと個性を鑑定しています。

炎のようにゆらめく強い輝きを放つ、上質な素材を選び抜いているため、自然と価格も上がっていると考えられるでしょう。

 

②高い技術力

ヴァンクリーフ&アーペルは、職人一人ひとりが高い技術力を誇ります。高度な技術がないと作れないジュエリーが多いためです。

たとえば、ブランドの代表コレクションである「アルハンブラ」は、ホワイトマザーオブパールを使用しています。

素材である真珠層は、メゾン専属の職人が細心の注意を払って研磨したもの。やわらかな乳白色と虹色の光沢は、職人の技術から生み出されています。

さらに、ヴァンクリーフ&アーペル独自のミステリー・セッティングも、巧みな技術が求められる技法です。

ミステリー・セッティングは、宝石を支える爪が表面から見えないため、宝石の真の輝きが目に映ります。

ただし専門的な技術が必要であり、一流宝石職人のなかでも一握りしか習得できません。

精緻を極めた技術力を生かしたデザインが多い点も、ヴァンクリーフ&アーペルが高額である理由です。

 

③歴史とブランド力(5大ジュエラー)

ヴァンクリーフ&アーペルは、パリ5大ジュエラー・グランサンクのひとつ。フランスの高級宝飾協会に認められた老舗高級宝飾店です。

さらに、グランサンクのなかで唯一、世界5大ジュエラーに選ばれたブランドでもあります。

1906年創業以降、公爵夫人やイギリス王室のカミラ夫人やキャサリン妃、モナコ王室御用達のブランドとして愛されているのも特徴です。

多くの著名人と長い歴史に裏打ちされた価値があるため、手が届きにくい価格設定がされていると考えられます。

 

ヴァンクリーフが値上げ(価格改定)をした理由とは?

疑問

ヴァンクリーフ&アーペルは、たびたび価格改定を行っています。ブランドが値上げを行う理由について、解説します。

 

そもそも10年前と比較すると値段は2倍

ヴァンクリーフ&アーペルは、過去10年にわたって数回の価格改定を繰り返しています。

具体的には、10年前の「ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント」の値段は、約20万円でした。

しかし2023年5月現在では、37万4,000円です。10年の間に、1.5〜2倍もの値上げがされているとわかります。

 

【値上げ理由】コロナ後の金相場上昇

ジュエリーに使用している金の価格上昇も、値上げしている理由のひとつです。金相場が上昇したのは、新型コロナウィルスの影響によります。

コロナ危機によって、市場に対する不安感が増し、安全資産である金の需要が増えました。

近年では、ロシアのウクライナ侵攻により、ますます金の価値が高騰しています。

金を使用したブランドは、世界の経済情勢を反映して、価格が変動する傾向にあるので注意しましょう。

 

【値上げ理由】人件費高騰

人件費の増加も、ブランドが値上げする原因です。人件費の高騰により、さまざまな小売業やサービス業が、値上げをしなければ利益を生み出せなくなっています。

人件費が高騰している理由は、最低賃金の引き上げや、労働力人口の減少による人手不足です。

根本的な問題が解決されなければ、今後もブランドの価格改定は続くかもしれません。

 

【値上げ理由】ブランド戦略

ブランド戦略の手法のひとつとして、製品の価格が上がるケースもあります。値上げにより、ブランドの地位を向上させることを目的としています。

高額な製品に対して、価値のあるものだと感じる人は少なくありません。誰もが購入できる価格帯ではなく、手が届きにくい金額だからこそ、入手したいと考えられるでしょう。

 

ヴァンクリーフが安い国ってあるの?

国

ヴァンクリーフ&アーペルを安く購入できる国や店舗は存在するのでしょうか?比較的お得に購入できる方法はないか、調べてみました。

 

フランスで買うと安くなる?

ヴァンクリーフ&アーペルの商品は、フランスで購入しても安くなりません。

国内外で価格差が生じると、ブランド価値が変わってしまいます。価格差を防ぐために、商品の金額は、通貨レートに合わせて調整されています。

たとえば、「ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント18Kイエローゴールド」の価格は次のとおりです。

 

  • 日本価格:50万6,000円
  • フランス価格:4,000€(日本円で59万6,000円相当、1€=149円)

 

→免税により12%の減税がされ、52万4,480円相当になる

フランスでは1店舗につき100.01€以上購入すると、12%の付加価値税が免除されます。

しかし、2023年現在は円安の影響もあり、日本で購入したほうが安くなっています。

 

ヴァンクリーフはアウトレットにある?

ヴァンクリーフ&アーペルが正規で販売しているアウトレット商品はありません。

ブランド価値を保持するために、アウトレット商品は提供していないと考えられます。

少しでもお得に購入するなら、中古品の購入がおすすめです。

ブランドジュエリーは、中古でも状態のよい美品が多いため、中古品店の公式サイトをチェックしてみてください。

 

ヴァンクリーフの人気商品

ヴァンクリーフ&アーペルのなかで、とくに人気の高いコレクションは次の3つです。

 

  • アルハンブラ
  • フリヴォル
  • ペルレ

 

それぞれの特徴を解説します。

 

アルハンブラ

誕生から50年以上の歴史を持つアルハンブラは、ヴァンクリーフ&アーペルのブランドアイコンです。

「ヴァンクリーフといえばアルハンブラ」と考える人も多いでしょう。

モチーフは、幸運のお守りであるクローバー。マザーオブパール・オニキス・マラカイト・ダイヤモンドなど、使用する素材により印象が異なるのも特徴的です。

さまざまな種類があり、サイズやディティールが異なるため、集めたくなる人も多いでしょう。

 

フリヴォル

ハートモチーフを花びらに見立てて、花を模したフリヴォル。立体的なデザインから、生き生きした躍動感が感じられます。

イエローゴールド・ローズゴールド・ホワイトゴールドの地金に、ダイヤモンドやルビーなどがセッティングされたデザインです。

可憐な印象であるものの、地金と宝石の組み合わせによっては異なる雰囲気も楽しめます。

可愛らしさと上品さを両立させたい人にもおすすめです。

 

ペルレ

ペルレとは、フランス語で「真珠」を意味します。

名前のとおり、細やかな球体のゴールドビーズを、パールネックレスのように繋ぎ合わせたモチーフが特徴的なコレクションです。

さまざまなデザインがあるものの、ゴールドビーズをふんだんにあしらっているのが共通点。

繊細なゴールドビーズが、エレガントかつフェミニンな雰囲気を醸し出しています。

 

ヴァンクリーフを購入した人の口コミや評判

口コミ

高額なヴァンクリーフ&アーペルですが、なぜ人気を集めているのでしょうか。

ヴァンクリーフ&アーペルを購入した人からは、次のような意見が数多く上がっています。

 

  • おばあちゃんになっても使える
  • ワンランク上の女性になった気分
  • 他ブランドより指輪の着け心地がよい

 

ヴァンクリーフ&アーペルは、70代以上の年齢に達しても身につけられるデザインとブランド力が魅力です。

品のよいデザインのため、年配になってから身につけると、優雅で可愛らしい印象を纏えるでしょう。

さらに、ヴァンクリーフ&アーペルは高級ブランドであるため、「ワンランク上の女性になった気分を味わえる」と好評です。

「仕事のできる女性が、自分へのプレゼントとして購入する」というイメージも強く、自立している大人の女性を連想させます。

複数の高級ブランドと比較して、「ヴァンクリーフ&アーペルの婚約指輪は、着け心地がもっとも滑らかだった」という声も上がっていました。

見た目ではわかりにくい部分でも、ヴァンクリーフ&アーペルの高い技術力を体感できますね。

 

ヴァンクリーフを愛用している芸能人を紹介

ヴァンクリーフ&アーペルは、芸能界でも人気が高いブランドです。愛用している芸能人について紹介します。

 

蛯原友里

「エビちゃんブーム」という社会現象を起こした、ファッションモデルの蛯原友里さん。

蛯原さんが愛用しているのは、ピンクのアルハンブラです。

2015年のクリスマス限定モデルで、希少性の高いデザインとなっています。

淡いピンクが可愛らしく、コンサバ・フェミニンスタイルが似合う蛯原さんに最適なジュエリーですね。

 

眞鍋かをり

マルチタレントである真鍋かをりさんが愛用しているのは、アルハンブラのオニキスです。

ブラックカラーであるオニキスは存在感が強く、大人の女性として魅力を引き出してくれます。

どんな洋服にも合わせやすい黒は、汎用性の高さもポイントです。

甘めコーデの引き締め役にしたり、カジュアルコーデに大人っぽさをプラスしたりと、毎日のように愛用できます。

 

吉瀬美智子

女優・ファッションモデルである吉瀬美智子さん。

ヴァンクリーフ&アーペル心斎橋店のオープニングセレモニーにも出席していました。

SNSでは、カーネリアンやオニキスのアルハンブラのピアス、コスモスのイヤリングを身につけている写真が確認されています。

数々のコレクションを所有している吉瀬さんは、服装や気分によって身につけるアイテムを変えて楽しんでいると伺えますね。

 

まとめ

ヴァンクリーフ&アーペルの金額が高い理由や、購入者の口コミについて解説しました。

価格設定は高額ですが、購入後に後悔している人は見つからず、多くの人が満足しています。

なお、ヴァンクリーフ&アーペルは、数回の価格改定を行っています。今後も、価格が上がる可能性は高いと考えられるでしょう。

「フランスで買えば安い」という声もありますが、2023年現在は日本で購入するのがおすすめです。

「高くて手が届かないけれど、どうしても欲しい」と考えている人は、免税店や中古品店ならお得に購入できる可能性があります。

ヴァンクリーフ&アーペルを安く購入したいなら、チェックしてみてくださいね。

 

熊本の質屋「質乃蔵(しちのくら)」店舗情報

熊本の質屋 「質乃蔵」では、金やプラチナといった貴金属を専門に買取査定しています。もし、不要な指輪やネックレス、ピアスなどありましたら査定は無料ですので、是非ご利用ください。

 

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