カルティエのラブリングはダサいの?愛用の芸能人や結婚指輪を紹介

投稿日:2024年12月16日 更新日:2024年12月16日

カルティエのラブリングはダサいの?

 

熊本市東区の質屋 質乃蔵(しちのくら)の児玉です。

半世紀近く多くの人を魅了し続けている、カルティエのラブリング。

根強い人気があるものの、ネットでは「ダサい」「ベタすぎる」という声もあります。

ネガティブな意見があると、購入をためらってしまいますよね。

本記事では、カルティエのラブリングがダサいといわれる理由を解説します。

現代における評価やデザインに込められたメッセージも紹介するので、ラブリングの購入を迷っているならチェックしてくださいね。

 

カルティエのラブリングがダサイと言われるのはなぜ?

疑問

カルティエのラブリングをネットで調べようとすると「ダサい」という言葉が出てくることも。

世界的有名ブランドの代表的なジュエリーが、なぜそのように評価されているのでしょうか。

まずは、カルティエのラブリングがダサいといわれる理由を紹介します。

 

昔からあるから

カルティエのラブリングは、平成初期に流行しました。バブル最盛期のジュエリーというイメージがあるため「古くてダサい」と感じる人は少なからず存在します。

ラブリングが日本に登場したのは1983年。日本では安室奈美恵さんや浜崎あゆみさんなど多くの有名人が身につけていたことから、爆発的な人気を博しました。

当時の流行を体験していた人にとっては「今さらラブリング?」と思う人もいるでしょう。

しかし、今なお身につけている人が多いことも事実です。多くの10〜20代からも、憧れのジュエリーとして認識されています。

古くから愛されている定番のジュエリーとして、地位を確立しているといえるでしょう。

 

人と被ってしまうから

カルティエのラブリングは人気が高いため、どうしても人とかぶりやすくなっています。過去に爆発的な流行があったため、所有者や愛用している人は多いでしょう。

特徴的なデザインのため、友人や職場の人と被るとひと目でわかってしまいます。それほど親しくない人と被ると、気まずく感じるかもしれません。

しかし、ラブリングは素材やデザインによって印象が異なることが特徴です。

バリエーションが豊富なので、まったく同じものが被るケースは少ないでしょう。重ね付けもしやすいので、ほかのリングと合わせると個性を演出できますよ。

 

アンチもいる

人気が高いジュエリーだからこそ、アンチも一定数存在します。多くの人の目に留まりやすいぶん、好みではないと感じる人も増えるからです。

とくにカルティエのラブリングは、印象的な意味やアイコニックなデザインが人目を引きます。ブランドもの自体を好まない人にとっては、わかりやすいブランドアイテムに拒否感を抱くかもしれません。

とはいえ、アンチはわずか少数です。ラブリングのデザインや込められた意味に惹かれる人は、自信を持って身につけてくださいね。

 

現在でもカルティエのラブリングは定番で人気

イメージ

大流行した時代から40年以上の時を経てなお、カルティエのラブリングは高い人気を誇ります。「永遠の愛」を象徴するラブリングは、時代を問わず多くの人の心を捉える普及の名作といえるでしょう。

なかには、ラブリングに込められた意味にちなんで結婚指輪や婚約指輪として身につける人もいます。

過去に大流行したことから、流行りもののイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、手にした人からは長く愛用できる普遍的なジュエリーと評価されています。

 

カルティエのラブリングとは?

カルティエのラブリングとは?

カルティエのラブリングの評価は耳にするものの、どのように誕生したのかや、デザインに込められた意味まで知らないという人も多いでしょう。

歴史や込められたメッセージを知ると、さらにラブリングの魅力を感じられますよ。

 

カルティエのラブリングの歴史

カルティエのラブコレクションのひとつであるラブリングが誕生したのは、1983年です。

リングよりも前の1969年に、ジュエリーデザイナーであるアルド・チプロが、ラブブレスを生み出したことから歴史が始まります。

アルド・チプロは歴史に造詣が深く、古代の伝説をモチーフにした作品を多々作り出していました。ラブコレクションも、古代ヨーロッパの騎士が妻に身につけさせた貞操帯に由来したデザインです。

日本においては、1997年に歌手である安室奈美恵さんが婚約指輪として披露したことが、大ブームのきっかけに。歌手の浜崎あゆみさんが愛用していることから、さらに人気を呼びました。

平成を代表する歌姫2人の影響力によって、ラブリングは日本でもっとも知名度が高い指輪として評価を得ています。

 

ラブリングの意味やデザインについて

ラブリングをはじめとするラブコレクションには、ドライバーで留められたビスモチーフが描かれています。ビスモチーフは、貞操帯にインスピレーションを得たデザインです。

貞操帯とは、中世ヨーロッパの騎士たちが長期間留守にするときなどに、自分の妻や愛人が浮気をしないように身につけさせていたアイテムのこと。一途な愛を確かめられることから「愛の絆」「永遠の愛」「束縛」という意味に繋がります。

愛のシンボルであるラブリングは、現代ではペアリングや結婚指輪として選ばれているジュエリーです。男性の指にも馴染むシンプルなデザインなので、パートナーとおそろいで身につけることもおすすめされています。

 

カルティエのラブリングの素材を紹介

カルティエのラブリングは、以下の4種類の素材から選べます。

 

  • プラチナ(Pt)
  • イエローゴールド(YG)
  • ピンクゴールド(PG)
  • ホワイトゴールド(WG)

 

どの素材を選べばよいのかわからない人は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

プラチナ

結婚指輪や婚約指輪の定番素材で、4種類のなかでももっとも高価です。変質や変色に強く、金属アレルギー反応も起こりにくいことが特徴。つけっぱなしにしたい人におすすめです。

落ち着いた白銀色の輝きは、日本人の肌の色によく馴染みます。

 

イエローゴールド

加工しやすいように割金を混ぜた金を使用しており、強度と美しさのバランスが抜群です。耐久性が高く、金属アレルギー反応も起こりにくいので安心して身につけられます。

華やかで明るい黄味のゴールドは、日本人の黄味がかった肌色や小麦色の肌ともマッチします。とくにイエローベースの肌にあわせると、ゴージャスな印象が際立つでしょう。

 

ピンクゴールド

金に銅などの割金を混ぜて赤みを引き出した素材です。暖かみや甘さなどがほどよく感じられるので、フェミニンなコーディネートに合わせやすいでしょう。

とくに女性からの人気が高く、色違いのペアリングを楽しむカップルにも好まれています。

 

ホワイトゴールド

金にパラジウムなどの割金を施し、白い輝きを放つ素材です。色合いはプラチナに似ているものの、より安価で気軽に身につけられます。

肌の色味が薄い人ほど、よく馴染む傾向があります。とくにブルーベースの肌にあわせると、繊細で優美な印象になります。

 

結婚指輪や独身者にもおすすめのカルティエ!ラブリングを紹介

ひと口にラブリングといっても、デザインはさまざまです。ここでは、結婚指輪としてもファッションリングとして活用するにしてもおすすめのデザインを紹介します。

 

ミニラブリング

ミニラブリングは、スタンダードなタイプよりもリング幅が細いことが特徴。通常のラブリングが5.5mmほどの幅であるのに対して、ミニラブリングは3.6mmほどです。

幅が細いぶん重量も軽く、家事やスポーツの際も邪魔になりません。普段使いに適しており、結婚指輪として選ぶ人は多いでしょう。男性はスタンダードなラブリング、女性はミニラブリングを身につけると、バランスもよくなりますよ。

 

ワンポイントダイヤ

6つのビスモチーフのひとつに、ダイヤモンドが埋め込まれたタイプ。0.02ctと小粒なので、洗練された輝きを楽しめます。

ダイヤモンドはひと粒のみであるうえに突出していないので、主張しすぎず手元を輝かせます。予算を抑えつつラグジュアリー感も楽しみたいなら、ワンポイントダイヤがおすすめです。

 

ハーフダイヤ

6つのビスモチーフのうち、3つにダイヤモンドが埋め込まれたタイプ。ビスモチーフとダイヤモンドを交互に配置しているので、どの角度から見ても輝きとデザインの両方を楽しめます。

価格は一気にアップしますが、華やかな輝きが人気です。婚約指輪として用いられることも多く、ほかの人と被りにくい特徴的なリングを贈りたい人におすすめです。

 

フルダイヤ

6つのビスモチーフのすべてに、ダイヤモンドが埋め込まれたタイプ。高級感があり、たっぷりの輝きを楽しめます。

ただし、ビスモチーフは埋もれてしまうので、ラブリングのデザインにこだわる人はよく検討しましょう。

 

パヴェダイヤ

ビスモチーフを除き、全面的に小粒のダイヤモンドを敷き詰めたタイプ。0.31カラットのダイヤモンドを合計88個もセッティングしており、贅沢な輝きを放ちます。

価格はもっとも高価であるものの、ビスモチーフを引き立たせつつダイヤモンドの輝きも存分に楽しめる人気のデザインです。

 

カルティエのラブリング!愛用の芸能人を紹介

カルティエのラブリングは安室奈美恵さんや浜崎あゆみさんだけでなく、多くの芸能人から愛されているジュエリーです。

ここでは、ラブリングのブームを巻き起こしたと考えられる芸能人を紹介します。

 

安室奈美恵さん

引退した今もなお、カリスマ的人気を誇る平成の歌姫・安室奈美恵さん。1997年に行った結婚会見で、結婚指輪としてラブリングを披露していました。

当時は安室さんのファッションに影響を受けた女性であふれていたこともあり、ラブリングは絶大なブームを巻き起こします。

安室さんが着用していたのは、繊細な輝きのプラチナ製です。当時着用していたバーバリーのチェックのスカートとあわせて、可愛らしさのなかに品のよさが感じられます。

 

浜崎あゆみさん

安室奈美恵さんとともに、990年代後半から2000年代にかけて日本の音楽業界をリードした浜崎あゆみさん。感情的で力強い歌詞は、一途な愛を誓うラブリングのメッセージと重なります。

浜崎さんは芸能界きってのカルティエ好きとしても有名です。とくに、ホワイトゴールド製のハーフダイヤのラブリングを愛用しています。ラブリングを着用した姿は、コンサートツアー曲の収録アルバムにも用いられています。

20年以上経った現在でもラブリングを普段使いしている姿をSNSに投稿していることも。ブームだからではなく、ラブリングを心から大切にしていることが伝わりますね。

 

桐谷美玲さん

ファッション雑誌『Seventeen』や『non-no』の専属モデルとして活躍してきた桐谷美玲さん。女優やニュースキャスターとしても活動し、若者を中心に絶大な支持を集めてきました。

ピンクゴールドのラブリングは、夫である俳優・三浦翔平さんからの誕生日プレゼントとのことです。可憐な色合いは、桐谷さんにぴったりですね。

フラットなデザインは髪や服に引っかからないので、桐谷さんと同じく子育て中のママにも身につけやすいでしょう。

 

橋本環奈さん

福岡のローカルアイドルとして活動していた際に「1000年に1人の美少女」として大きな注目を集めた橋本環奈さん。透明感のある美しさや明るいキャラクターで知られ、女優として活躍しています。

橋本さんがカルティエのジュエリーを身につけていたのは、2022年NHK紅白歌合戦の司会を務めた際や、ドラマ「王様に捧ぐ薬指」などの撮影時です。ラブコレクションのネックレスやイヤリングを着用していた姿が確認できています。

ラブリングを着用している姿は確認できませんが、カルティエのラブコレクションを愛用していることが伺えますね。

 

まとめ

カルティエのラブリングは、なぜダサいといわれるのかを解説しました。

平成初期、とくにバブル全盛期に流行したジュエリーは「古い」「ダサい」といわれがち。しかし、ダサいと評価しているのはごく一部の人のみです。多くの人は、ラブリングに込められた意味に共感し、憧れを抱いています。

なかには昔から「結婚指輪にはラブリングを」と考えており、実現した人も多いもの。もちろん、パートナーがいなくてもファッションリングとして身につけられて、コーディネートに華を添えられます。

美的感覚に優れたアーティストや芸能人にも愛用者が多いので、自信を持って身につけましょう。

ラブリングにはさまざまな素材やデザインがあるので、自分に似合うものを探すことも楽しみのひとつ。普段のコーディネートや肌の色味、予算などを考慮したうえで、お気に入りのラブリングを見つけてくださいね。

 

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