熊本市東区の質屋 質乃蔵(しちのくら)の児玉です。
ピアス穴を開けていなくても、顔周りが華やかになるイヤリング。普段使いはもちろん、イベントなどでも活躍します。
しかし、ピアスのように穴で固定されないため、イヤリングがすぐ落ちる…と困っている人は多いでしょう。そんな悩みは、100均のアイテムなどで簡単に解決できますよ。
本記事は、イヤリングの落下防止策を紹介します。ダイソーで手軽に購入できる品物もあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
イヤリングは、マスク着用や髪との摩擦、長時間の使用で徐々に緩み、気づかないうちに落ちてしまうこともあります。
落下を防ぐには、両面テープ・ラピタ・つけまつげ用ののり・シリコンカバーなどを活用しましょう。ズレだけでなく、痛みの予防に役立つことも。すべて安価で入手できて、使い方も簡単です。
ここでは、それぞれのグッズの使い方を詳しく解説します。肌に合わないこともあるため、短時間試してから使いましょう。
イヤリングの落下防止には、ダイソーやセリアなどの100均で購入できる「両面テープ」が効果的です。イヤリングと耳たぶの間に挟んで物理的な密着力を高め、ズレを防止します。
両面テープを貼る際の手順は、以下のとおりです。
両面テープは、イヤリングからはみ出さないように気をつけましょう。はみ出すとゴミがつきやすく、見た目も損いやすくなります。
100均では「医療用両面テープ」や「肌用両面テープ」が販売されている点にも注目。肌に優しく敏感肌の人も安心して使えたり、粘着力が強く剥がれにくかったりします。
なお肌が敏感な人は、使用前に腕の内側などでパッチテストを行いましょう。
粘着力は時間とともに低下するため、こまめな交換を忘れずに。汗をかきやすい夏場や屋外では、より強力なテープを選ぶと安心です。
「ラピタ」はイヤリングの落下を防ぐ、専用のパーツです。金具に装着するだけで安定感が増し、取れにくくなります。
イヤリングが外れる主な原因は、金具の滑りや耳たぶとの隙間です。ラピタはシリコン製の滑り止めで、金具にしっかりと固定し、摩擦によって落下を防ぎやすくできます。締め付け感も緩和されるため、痛み軽減にも効果があるのもうれしいポイント。
ラピタはネットショップやアクセサリー専門店で販売されています。使い方は、金具の内側にはめ込むだけ。パーツ自体は透明または半透明なので目立たず、どんなアクセサリーにもなじみやすいのが特徴です。
ただし、ダイソーなどの100均では類似品が販売されていません。また、ネジタイプ専用で、クリップタイプには装着できないので注意しましょう。小さなパーツなので、予備を持っておくと安心です。
つけまつげ用ののりは、イヤリングの落下防止に応用できる裏技的アイテムです。皮膚に直接使う前提で作られているため、肌にやさしく、かつ適度な粘着力もあります。
使い方は簡単で、まずイヤリングの金具が耳に当たる部分に、つけまつげ用ののりを少量塗ります。少し乾かしてから耳に装着すれば、自然な密着感が得られますよ。100均でも販売されており、コスパも抜群です。目立ちにくさを重視するなら、透明タイプを選びましょう。
ただし、のりはあくまで軽い固定です。強く引っ張ると、外れてしまうので注意しましょう。
また、のりの成分によっては肌荒れを引き起こすことも。肌荒れを防ぐために、事前にパッチテストを行いましょう。使用後はしっかりと拭き取って、イヤリングを清潔に保つことも大切です。
シリコンカバーは、イヤリングの落下防止と痛み軽減を同時に叶えてくれる便利アイテムです。とくに、耳が痛くなりやすい人にとってはうれしい対策グッズといえます。
イヤリングは、耳たぶを挟み込む構造。金具の圧力が一点に集中して、痛みの原因になります。一方で、シリコンは柔軟性があり、クッションの役割がある素材です。痛みを和らげつつ、摩擦によって滑りにくくなり、結果的に落下しにくくなりますよ。
ダイソーやセリアなどの100均では、「イヤリングカバー」「イヤリング用シリコンパッド」などの商品名で販売されています。使い方はとても簡単で、イヤリングのネジやクリップ部分にカバーをかぶせるだけ。透明タイプが主流で、装着するのは耳の裏側なので、見た目に影響しにくいのも魅力です。
シリコンカバーはサイズによってフィット感が異なるため、自分のイヤリングに合ったものを選びましょう。
また、長期間使うと摩耗して効果が薄れることも。落下を防ぐには、定期的な交換を心がけましょう。汗や皮脂がつきやすい素材でもあるため、使用後は軽く拭いておくと清潔に保てます。
イヤリングが落ちやすい原因は、いくつか考えられます。「耳たぶの形・厚み」「生活習慣」「イヤリングの選び方」の3点に注目しましょう。
耳たぶが薄かったり小さめだったりすると、イヤリングを安定させる面積や圧力が少なく、挟む力がうまく働かずに落ちやすくなります。逆に、耳たぶが厚すぎる場合は金具がしっかり挟めず、浅く留まって外れやすいことも。耳の形に合った金具を選ぶことが重要です。
マスクを頻繁に着脱する人、髪の毛を耳にかけるクセがある人、長時間電話を使う人なども要注意。イヤリングに頻繁に物理的な力が加わるため、無意識のうちにズレたり外れたりします。
また、小さなお子さんがいる人は抱っこやじゃれつきで引っ張られて落とすリスクが増えます。日常の動作に注意するだけでも、落下を予防できますよ。
自分の耳やライフスタイルに合っていないイヤリングを選んでいる場合も、落下の原因になります。たとえば、重たいデザインや長めのフリンジタイプは、安定感が低下しやすいことが難点。ネジ式やクリップ式の金具にも相性があり、耳の厚みに合っていないとすぐに外れることも。シリコンカバーなどのサポートグッズと組み合わせることで、安定感を高められます。
イヤリングは落下しやすいほか、装着すると痛くなるというデメリットも。イヤリングにまつわるよくある質問の回答を把握して、落下や痛みの対策をしましょう。
イヤリングが痛くなる主な原因は、金具の締め付けと圧力の集中によるものです。
イヤリングは、ピアスのように穴で固定するのではなく、耳たぶを金具で挟んで支える構造です。しっかり固定しようとすると締め付けが強くなり、血流が悪くなったり、皮膚に負担がかかって痛みが出ます。
クリップやネジなどの金具が耳の一点に集中して圧力をかけるため、赤みや腫れにつながることも。とくに、長時間の着用で痛みを感じる人は少なくありません。
「30分もしないうちに痛くなって、外したくなる」「跡が残るほど赤くなってしまう」といった声も見られます。とくに、重めの装飾や、締め具合を調整できないタイプのイヤリングは痛くなりやすいので要注意。
痛みを軽減したい場合は、シリコンカバーやスポンジパッドを使ってクッション性を高めましょう。ネジ式イヤリングの場合は、適度な締め具合に調整してくださいね。可能であれば、痛みを我慢せず、こまめに外して耳を休ませることも意識しましょう。
ノンホールピアスを落とさないためには、フィット感の調整と補助グッズの併用が効果的です。とくに、シリコンカバーや両面テープとの組み合わせが有効です。
ノンホールピアスは、耳たぶに穴をあけずに装着できる便利なアイテム。しかし、軽く挟むだけの構造のため、動いた拍子に外れやすいのが難点です。
ダイソーなどの100均で手に入るシリコンパッドや、貼るピアス用両面テープは、落下防止にとくに有効です。ノンホールピアスの内側に装着すれば、滑りを防止し、密着度が向上します。
装飾が少なく軽量のデザインのピアスを選ぶこともポイントです。耳への負担を減らし、落ちにくくなります。
補助グッズは、長時間の使用で汗や皮脂が付着することがあります。使用後は清潔に保つよう心がけましょう。耳たぶの厚さによって装着感が変わるため、最初は短時間から試して調整するのが安心です。
手軽に身につけられるイヤリングですが、「落ちやすい」「耳が痛くなる」といった悩みもつきもの。しかし、ダイソーやセリアなどの100均で揃う落下防止グッズを活用すれば、悩みを解決できます。
両面テープやつけまつげ用ののりは、イヤリングと耳の間を物理的に密着させることでズレの防止が可能です。シリコンカバーは耳への圧力を分散させることで、痛みを軽減しながら摩擦による落下防止にも役立ちます。また、ラピタのような専用パーツを使えば、滑りやすい金具でもしっかりと固定できて安心です。
耳たぶの形や厚みに加え、マスクの着脱・髪の動き・子育て中のふれあいなど、日常動作による影響でイヤリングは落ちやすくなるもの。加えて、イヤリングの選び方そのものが、落下リスクを左右することもあります。重さ・金具の種類・フィット感などを見直して、安定して身につけられる1点を選びましょう。
グッズの活用と装着方法の見直しを組み合わせれば、イヤリングを快適かつ安心して楽しめるようになります。肌に合うかどうかを確認しながら、まずは短時間の使用から始めて、自分に合ったスタイルを見つけましょう。大切なイヤリングを落とさないためにも、今日からできる対策を取り入れてみてくださいね。
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