熊本市東区の質屋 質乃蔵(しちのくら)の児玉です。
「クロムハーツってダサいの?」という疑問は、SNSや知恵袋、掲示板などでたびたび話題になっています。
重厚なシルバーアクセサリーで知られる高級ブランド・クロムハーツは、個性的なデザインや価格帯が特徴です。しかし、「ダサい」「時代遅れ」「良さがわからない」といった否定的な声も一定数あります。
一方で、ファッション感度の高い人々や著名人からは根強い支持を集めているのも事実です。
本記事では、クロムハーツは本当にダサいのかという悩みや疑問に回答しています。ダサいと言われる理由から、魅力や評判・人気アイテム・有名人の着こなしまで徹底解説しているので、ぜひチェックしてくださいね。
目次
クロムハーツは、高級志向と反骨精神を併せ持つ、唯一無二のラグジュアリーシルバーブランドです。1988年にアメリカ・ロサンゼルスで誕生し、バイカー文化やロックテイストを基盤としたデザインを軸に、アクセサリー界に革新をもたらしました。
シルバーアクセサリーを中心に、ゴシックな意匠や重厚な作りが特徴で、現在はジュエリーにとどまらず、レザー・アパレル・家具・アイウェアなど多岐に展開中。木村拓哉さんやリアーナさん、カニエ・ウェストさんなどの著名人が愛用しており、その名は世界に広まっています。
ラグジュアリーとカジュアルの絶妙なバランス感が評価される一方で、価格帯は非常に高く、一部のアイテムは数十万円以上に上ることも。ブランドの希少性や製品へのこだわりが、価値を裏付けています。
クロムハーツについて検索すると「ダサい」「良さがわからない」という意見を目にすることもあるでしょう。特徴的なブランドだからこそ、賛否が分かれやすいといえます。
ここでは、クロムハーツに対して否定的な意見を持つ人の声を深掘りしてみました。
クロムハーツのデザインは、派手で独特です。ブランドの特徴である重厚なシルバー・ゴシック調のモチーフ・過剰ともいえる装飾性が、万人受けしにくい傾向にあるといえます。
ブランドの定番でもあるスカル・クロス・フレアなどは、ロックやバイカースタイルに馴染むモチーフです。一方で、シンプルで洗練されたミニマルファッションを好む層からは「やりすぎ」「ゴツすぎる」と否定的な意見が出やすいもの。
しかし、ゴシック調なデザイン性こそがクロムハーツのアイデンティティであることも事実です。ファッション性というよりも、カルチャーとして受け止められているという側面もあります。
クロムハーツが「ダサい」と言われる原因のひとつに、着用者のイメージによる偏見があります。一部の自己主張の強い層や、過剰にブランドアピールをする人たちが目立つことで、ブランドそのものの印象が悪くなってしまうこともあるでしょう。
たとえば、全身をクロムハーツで固めたり、派手なファッションのなかにクロムハーツを組み込むことで、「イキっている」「成金っぽい」といった印象を持たれてしまうケースがあります。
実際には多様な着用者が存在しており、洗練されたスタイルに取り入れている人も多いもの。アイテムの選び方やコーディネート次第で、むしろ上品さを演出できるでしょう。
「クロムハーツ=おじさんのブランド」という印象が、一部の若者の間で定着してしまっているのも事実です。
クロムハーツは、90年代〜2000年代初頭にかけて絶大な人気を博したブランド。当時のファッションリーダー層が年齢を重ねたことにともない、クロムハーツ自体も一昔前のものと捉えられやすいといえます。
木村拓哉さんや氷室京介さんといった、クロムハーツ黎明期を支えた著名人たちは、現在40代後半〜60代。彼らが今なお愛用していることが、逆に「古い」「年配向け」と感じさせてしまう原因になることもあります。
一方で、令和以降の若手芸能人やインフルエンサーも多数愛用しており、再評価の動きも見られます。「時代遅れ」と感じるかどうかは、情報のアップデートがされているかどうかによっても異なるでしょう。
クロムハーツは偽物の流通量が非常に多く、ブランド価値の低下につながる懸念があります。模倣品を手軽に購入する人が増え、結果的に「ダサい」「チープに見える」といった印象を与えるからです。
フリマアプリやオークションサイトでは、数千円〜1万円台で出品されていることも。「クロムハーツ風」のアイテムは、初心者には真贋の見分けが難しい状況です。身につけていても「どうせ偽物でしょ」という偏見も生まれています。
正規販売店で購入した本物は、品質・重量感・細部の作り込みにおいて、模倣品とは一線を画します。本物は高額で希少性も高いので、購入時は信頼性のあるルートを選び、鑑定書の有無などの確認が重要です。
一部では「ラバーネックレスがダサい」という声も。ラバーネックレスは金属チェーンと異なり、シリコン素材で作られています。カジュアルで軽量であるため「チープ」「おもちゃっぽい」といった印象を与えることもあるでしょう。
しかしこれはスタイルとの相性が原因で、アイテム自体の価値を否定するものではありません。ラバーネックレスは、トップにシルバーやゴールドのチャームを組み合わせれば、高級感が増します。無地Tシャツやシャツスタイルに一点投入すれば、引き算のおしゃれにもなるでしょう。
夏場など汗をかきやすい季節に活躍する、実用的なアイテムともいえます。ただし、使い込むと劣化しやすいため、メンテナンスや交換が必要になることも視野に入れておきましょう。
ダサいといわれることもあるクロムハーツ。しかし、その魅力に気づいている人は少なくありません。
ここでは、クロムハーツの魅力を深掘りしてみましょう。
クロムハーツのデザインは、個性と芸術性を兼ね備えた魅力的なものとして高く評価されています。クロムハーツはゴシック様式をベースにしつつ、精緻な手作業による彫刻や独創的な造形美が醸し出されているブランド。ほかのブランドにはない存在感を放っているといえます。
クロス・フローラル・スカルといった象徴的なモチーフは、単なるファッションアイテムにとどまらず、身にまとうアートとも呼ばれるほど。どの角度から見ても緻密に計算された造形は、熟練の職人による完全ハンドメイドならでは。日常使いからフォーマルまで、幅広くコーディネートできる万能性も魅力のひとつです。
派手すぎると感じる人には、ミニマルなデザインのリングやピアスなどもおすすめです。クロムハーツはシリーズごとに雰囲気が異なるため、自分のスタイルに合ったアイテムを選べば、長く愛用できる逸品となりますよ。
多くの著名人が愛用していることも、クロムハーツの魅力と信頼性を証明しています。芸能界・音楽業界・スポーツ界の第一線で活躍する人物が、自らの個性やステータスを表現するために選んでいるからです。
国内では木村拓哉さんや山田涼介さん、海外ではリアーナさんやカニエ・ウェストさん、G-DRAGONさんなど、ファッションアイコンとして名を馳せる面々がクロムハーツを愛用しています。
とくにアーティストや俳優がプライベートで身に着けている姿は、ファンの間で注目されるもの。スタイルの参考にされることも多く、憧れの対象になっています。
著名人の影響力は大きいですが、単なる真似ではなく、自分のスタイルに合わせて選ぶことが大切です。アイテムの背景やコンセプトを知ることで、より愛着が深まり、単なるアクセサリー以上の意味を持ちます。
唯一無二のブランド力で、長年にわたり高いステータスを保ち続けていることも特徴です。創業以来、一貫して少量生産・ハンドメイドにこだわり、ブランドとしての独立性とアンダーグラウンドな魅力を守ってきました。
量販店やセレクトショップでは基本的に取り扱われていません。直営店舗と限られた正規取扱店でのみ販売されているため、入手性も希少です。
さらに広告に頼らない姿勢や、シーズンごとのコレクション展開の少なさが「知る人ぞ知る」ラグジュアリーブランドとしての位置付けを確立しています。一般的な高級ブランドと一線を画す、孤高の存在として支持されています。
ブランド価値を守るため、アフターサービスやメンテナンスも手厚く、購入後も長期的にサポートが受けられる点もポイントです。単なる流行りものではなく、信念あるブランドとしてファンを惹きつけています。
クロムハーツのアイテムは、資産としての価値を持つ稀有な存在です。年々価格が上昇しているほか、中古市場でも高値で取引されるアイテムが多く、価値が下がりにくい傾向にあります。
人気モデルである「スペーサーフォーエバーリング」や「クロスバリスティックネックレス」は、新品で購入しても、数年後に購入額以上の価格で売却できるケースもあります。
とくに廃盤品や限定モデルはプレミア価格がつきやすく、コレクターの間で高額取引されることも珍しくありません。
資産価値は状態管理や保管環境で左右されるため、購入時の箱や保証書の保管が推奨されます。また、資産としての価値を重視するなら、定番モデルや人気アイテムを選ぶとよいでしょう。
クロムハーツのなかでもとくに人気のデザインは「スペーサーフォーエバーリング」と「CHプラススタッドピアス」です。それぞれの特徴と魅力を紹介します。
「スペーサーフォーエバーリング」は、最も定番で人気の高いアイテム。シンプルながらもブランドの存在感をしっかり示すデザインです。日常使いにも適しており、幅広い層に支持されています。
リングの側面に「FOREVER」の文字と、クロムハーツのロゴが刻まれているのが特徴です。素材には高品質なシルバーが使用されています。
6mmと細身で重すぎず、ファッションに合わせやすいサイズ感であることも人気の理由です。ペアリングとしても需要が高く、恋人同士や夫婦でお揃いにする人も多いもの。サイズ展開も豊富で、自分にぴったりのサイズを選べます。
中古市場でも安定して高値で取引されており、資産性も兼ね備えています。ただし、人気ゆえに偽物も多く出回っていることも。正規店での購入、または信頼できる中古専門店での購入を推奨します。
正規店での価格は、109,780円です(2025年4月時点の価格です)。
「CHプラススタッドピアス」は、控えめなサイズながらもブランドらしい存在感を放つ、非常に人気の高いピアスです。
中央にクロムハーツのシンボルである「CHプラス(クロスモチーフ)」が立体的に彫刻されており、派手すぎず上品な印象を与えます。小ぶりなサイズながら、職人の精緻な手仕事が光る一点です。シルバーの質感も相まって非常に高級感があります。
男性はもちろん、女性にも人気があるのも特徴です。片耳用として販売されていることが多いため、片側だけに付けてワンポイントにするスタイルが定番です。
一見シンプルですが、重厚感のあるクロムハーツらしさが凝縮されたアイテムです。正規店での価格は、片耳分で89,320円と高め(2025年4月時点の価格です)。しかし、その分長く愛用でき、イヤーアクセサリーの中でも評価の高いモデルといえます。
「時代遅れ」と思われがちなウォレットチェーン。着こなし方次第では、現代でもファッション性の高さが光るアイテムです。
かつてのギャル男・B系文化の象徴として流行したため、一部では「古い」「バブル臭い」といったイメージが先行しています。しかし、現在は90年代リバイバルの流れもあり、再評価されているジャンルでもあります。
クロムハーツのウォレットチェーンはシルバーの重厚感があり、ほかのブランドの類似品とは一線を画すデザイン。ブラックデニムやレザー系のボトムスに合わせると、無骨さとラグジュアリー感を両立できます。シンプルなコーデにポイントとして使えば、現代的な着こなしが可能です。
チェーンのサイズ感や装着位置を誤ると、全体が野暮ったく見えるリスクもあるので要注意。鏡でのチェックや写真でのバランス確認を怠らないように気をつけましょう。
デザインの主張が強いために「ダサい」と捉える声もありますが、クロムハーツの財布は高い人気を誇っています。
多くのモデルはシルバー装飾や厚手のレザーを使用しており、無骨で存在感のあるフォルムが特徴。
とくに人気の「レザージップウォレット」や「REC F ZIP」は、ファスナーやロゴ、クロスパッチが強調されています。耐久性や重厚感は抜群で、5年以上使用しても型崩れしにくいとの声も多く、実用面でも高評価。使い込むことで革に味が出て、唯一無二の経年変化を楽しめます。
ビジネスやフォーマルにはやや不向きな場面もありますが、私服中心のライフスタイルであれば非常に映えるアイテムです。用途に合わせて選ぶことで、機能性とファッション性を両立できます。
クロムハーツは、数多くの芸能人にも愛されているブランドです。とくに山田涼介さん・木村拓哉さん・氷室京介さん・登坂広臣さん・土屋アンナは、ファッションに印象的に取り入れていると話題を集めることも。
ここでは、クロムハーツを愛用している芸能人を紹介します。
Hey! Say! JUMPの山田涼介さんは、クロムハーツ愛用者としてファッション業界でも注目を集めています。山田さんのスタイルはストリートとラグジュアリーを絶妙に融合させたセンスがあり、クロムハーツとの相性が非常に良いとも話題です。
山田さんはライブや雑誌の撮影、私服スナップなどでも、頻繁にクロムハーツを着用しています。とくに、リングやネックレスの重ね付けが印象的です。SNSやファンの間では、どのアイテムを着用しているかが話題になるほど注目度が高く、山田さんの影響で同ブランドに興味を持つ若年層も増えています。
なかでも「スペーサーフォーエバーリング」やクロス系のネックレスなど、定番かつアイコニックなアイテムの着用が多いでしょう。山田さんのスタイリングは、真似しやすい点も魅力です。
山田涼介さんのようにさりげなく着用することで、過度な主張をせずともクロムハーツの存在感を演出できます。ブランドの個性を活かしつつ、自分らしいスタイルに昇華させている例といえます。
木村拓哉さんは、日本でのクロムハーツ人気を牽引してきた象徴的な存在です。1990年代から同ブランドを愛用し続けており、その影響力の大きさから「クロムハーツ=キムタク」というイメージが定着しています。
木村さんは、テレビドラマやバラエティ番組、雑誌の表紙などで、頻繁にクロムハーツを着用してきました。代表作であるドラマ『ラブジェネレーション』や『HERO』でも身につけていたことで、当時の若者の間でクロムハーツが一気に流行しました。
なかでも「クラシックオーバルクロスリング」などの重厚なアイテムを愛用しており、大人の色気とワイルドさを引き立てるアクセントとして活用しています。
木村拓哉さんのスタイルは、あくまで自分らしさを貫いたうえでクロムハーツを着用しているのがポイント。アイテム単体ではなく、全体のファッションバランスを意識することで、より洗練された印象を与えられます。
ロック界のカリスマ・氷室京介さんも、長年にわたってクロムハーツを愛用している著名人の1人です。クロムハーツの持つロックスピリットや無骨な美学が、氷室さんの音楽スタイルや人生哲学と深く共鳴しているといえます。
BOØWY時代からソロに至るまで、氷室さんは一貫してクロムハーツのアクセサリーやレザーウェアをステージ衣装や私服に取り入れてきました。過去にはクロムハーツとのコラボレーションアイテムも販売されています。ステージ上での彼のスタイルは、ファンのみならずファッション業界からも高く評価され、まさにクロムハーツを着こなす大人のロールモデルといえます。
氷室さんのように、クロムハーツを生き様の一部として取り入れる姿勢は、ブランドの哲学に非常に近いものがあります。着用する側のスタンスも問われるブランドであることを、意識したいところですね。
三代目 J SOUL BROTHERS の登坂広臣さんも、現代的なスタイルにクロムハーツを巧みに取り入れている芸能人の1人です。トレンドを押さえつつ、自身のアーティスト性や個性を強く打ち出すスタイリングにおいて、クロムハーツの存在感が大きく貢献しています。
登坂さんはライブ衣装やプライベートで「CHプラススタッドピアス」や「クロスネックレス」など、洗練されたシルバージュエリーを多用しています。
さらにレザーパンツやジャケットなどのアパレルラインも積極的に取り入れているという面も。クロムハーツをファッションの軸としてスタイルを構築しています。InstagramなどのSNSでも着用アイテムがたびたび話題になっており、影響力は抜群です。
登坂さんのようにモード系やストリート系のスタイルに合わせれば、クロムハーツの持つクールでアーバンな雰囲気を最大限に活かせます。ただし全身クロムハーツにするのではなく、バランスよく取り入れることが洗練の鍵となります。
女性芸能人のなかでクロムハーツのイメージが強いのが、モデルであり女優の土屋アンナさんです。パワフルで自由奔放なスタイルが、クロムハーツのロックで反骨精神あふれるデザインと絶妙にマッチしています。
土屋さんは、ピアスやネックレス、ブレスレットなど多様なアイテムを身につけています。とくにレザーを基調としたコーディネートとの組み合わせで、独自の世界観を表現していることが特徴です。
ステージやテレビ出演時だけでなく、日常のカジュアルスタイルにも取り入れている様子がSNSなどで見られ、男女問わずファッション感度の高い層から支持を受けています。ゴシックテイストやパンク系ファッションにクロムハーツを合わせ、自分らしさをより強く演出している点が魅力です。
土屋アンナさんのように、個性を前面に出すスタイルとクロムハーツは非常に相性がいいもの。自信を持ってファッションを楽しむ姿勢が、クロムハーツの魅力をより際立たせてくれます。
クロムハーツはバランスよく重ね付けすることで、洗練された雰囲気を引き出せます。
ブランドのアイテムは1つ1つの主張が強いため、複数重ねるとゴチャついた印象や成金風のイメージを与えてしまうリスクが。しかし、ポイントを抑えれば、こなれ感を演出できます。
例えばスペーサーリングとスクロールバンドリングを指の上下に重ねると、異なるデザインが印象を深めます。ネックレスを長さ違いでレイヤードすれば、立体感が生まれるでしょう。シンプルな服装にアクセサリーを複数使えば、スタイルの格上げにもなります。
初心者はまず2点までの重ね付けにとどめ、全体のシルエットや服装のトーンを抑えることを意識しましょう。また、左右非対称に配置することで動きが出て洗練された印象になります。
「クロムハーツはダサい」と言われる背景には、デザインの好みや価格帯、着用者の印象などが影響しています。
しかし、長年愛されるブランド力、熟練職人による高品質なものづくり、多くの芸能人が愛用する実績が、クロムハーツの魅力を物語っているのも事実。
ポイントは、どのアイテムをどう着こなすかという点にあります。ダサいと感じるか、おしゃれに見せるかは、着用する人次第です。本記事を通して、クロムハーツの本当の良さや選び方のヒントを掴んでくださいね。
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