
熊本市東区の質屋 質乃蔵(しちのくら)の児玉です。
「本当のお金持ちはバーキンを買わないって本当?」「バーキンって買ったら後悔するの?」「高いお金を出してでも持つ価値があるのか知りたい」そんな疑問や不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
そう思う方もいるかもしれません。
結論からお伝えすると、本当のお金持ちは“バーキンを買わない”のではなく、「自分の価値基準に合うかどうか」で判断しており、見栄や流行だけで購入すると後悔する可能性が高いです。
この記事では、「本当のお金持ちはバーキンを買わない」と言われる理由や、実際に買って後悔する人の特徴、そして後悔しないための判断基準について詳しく解説していきます。
目次

まず最初に押さえておきたいのは、「本当のお金持ちはバーキンを買わない」という言葉は、半分正しくて、半分は誤解だということです。
このフレーズだけを見ると、まるで富裕層はバーキンにまったく興味がなく、誰も買わないかのように感じられます。しかし、実際にはそう単純ではありません。
バーキンは、エルメスの中でも特に知名度が高く、世界的に人気のあるバッグです。上質な素材、職人による丁寧なものづくり、そして簡単には手に入らない希少性が重なり、単なるバッグ以上の価値を持つ存在として見られています。そのため、実際のお金持ちの中にもバーキンを購入している人はたくさんいます。
結論からいえば、本当のお金持ちでもバーキンを購入する人はいます。
むしろ、収入や資産に余裕がある人ほど、バーキンの価格を無理なく受け止められるため、「欲しいから買う」という自然な選択ができるともいえます。
ここで大切なのは、「買っているかどうか」ではなく、「どんな理由で買っているか」です。本当のお金持ちは、周囲に見せびらかすためだけに高級バッグを持つのではなく、自分の好みや価値観、ライフスタイルに合っているかを基準に判断する傾向があります。
たとえば、長く使える品質に魅力を感じて購入する人もいれば、エルメスの世界観そのものに価値を感じて持つ人もいます。反対に、いくら買えるだけのお金があっても、自分に必要ないと感じれば買いません。
つまり、本当のお金持ちはバーキンを「買わない」のではなく、「なんとなくでは買わない」という表現のほうが正しいでしょう。
では、なぜ「本当のお金持ちはバーキンを買わない」と言われるのでしょうか。そこには、高級ブランドに対する世間のイメージと、本当のお金持ちの消費行動とのズレがあります。
一般的には、高級バッグを持つことは成功や豊かさの象徴として見られがちです。そのため、バーキンのような有名なバッグを持っている人を見ると、「いかにもお金持ち」という印象を抱く人も少なくありません。
一方で、本当のお金持ちは、そうした“分かりやすい豊かさの記号”をあえて求めないことがあります。
なぜなら、資産を築いている人ほど、見栄のための出費と、自分にとって意味のある支出をきちんと分けているからです。その結果として、「本物のお金持ちはブランドで自分を飾らない」「バーキンを持たなくても十分満たされている」と見られ、「買わない」という言葉につながっているのです。
ただし、この考え方をそのまま「お金持ちはバーキンを持たない」と断定してしまうと、本質を見失ってしまいます。実際には、バーキンを持つお金持ちもいれば、持たないお金持ちもいます。違いは、買うことそのものではなく、買う理由にあります。
ここを理解しておくと、「バーキンを持つことは悪いことなのか」「持たないほうが賢いのか」といった極端な考え方に振り回されにくくなります。
大切なのは、世間の声に合わせることではなく、そのバッグが自分にとって本当に必要かどうかを見極めることです。

ここまで見てきたように、お金持ちでもバーキンを買う人はいます。
ただその一方で、十分な資産があっても、あえてバーキンを選ばない人がいるのも事実です。そこには、単なる節約意識ではなく、お金の使い方に対する考え方の違いがあります。
「買えないから買わない」のではなく、「買えるけれど必要だと思わないから買わない」。
この感覚こそ、本当のお金持ちの価値観を理解するうえで大事なポイントです。ここからは、バーキンを買わない人に共通しやすい理由を見ていきましょう。
本当のお金持ちの中には、そもそもブランド品に強い関心を持っていない人がいます。
世間では、高級ブランドを持つことが成功の証のように見られることがありますが、本人にその価値観がなければ、いくら有名なバッグでも魅力を感じません。
こうした人は、物の価値を「ブランド名」で判断するのではなく、自分に必要かどうか、使いやすいかどうかで判断します。そのため、バーキンのように知名度が高く、価格も高いバッグであっても、自分に合わないと感じれば自然と選択肢から外れます。
これは決してバーキンを否定しているわけではありません。ただ、欲しい理由が「みんなが憧れているから」「成功して見えるから」では弱く、自分の生活の中で必要性を感じない限り、購入にはつながらないのです。
資産を持っている人ほど、持ち物が周囲に与える影響にも敏感です。バーキンのような誰が見ても高級と分かるバッグは、魅力がある一方で、場所や状況によっては目立ちすぎることがあります。
たとえば、治安面への不安がある場所では、防犯上のリスクを感じることもあるでしょう。また、仕事や人間関係の場面では、あまりに分かりやすい高級品を持つことで、相手に余計な印象を与えてしまうこともあります。
本当のお金持ちは、そのバッグを持つことで得られる満足感だけでなく、持つことによるデメリットも冷静に見ています。
その結果、「好きだけれど普段使いしにくい」「持つ場面が限られる」と感じれば、あえて購入しない判断をすることもあるのです。
バーキンは資産価値が高いバッグとして語られることが多く、「投資目的で買う」という考え方を目にすることもあります。
しかし、本当のお金持ちほど、無理にバーキンを投資対象にしようとはしない傾向があります。その理由はシンプルで、すでに他の手段で資産形成ができているからです。
現金、株式、不動産、事業など、資産を増やす方法を複数持っている人にとって、バーキンをわざわざ投資対象として持つ必要はそれほど高くありません。
もちろん、好きで持ちながら結果的に価値が落ちにくいなら理想的です。ただ、「高く売れるかもしれないから買う」という発想だけで高額なバッグを買うと、思ったような結果にならなかったときに後悔しやすくなります。
本当のお金持ちは、投資と消費を混同しません。自分が本当に好きで使いたいものなら買うし、そうでないなら買わない。この線引きがはっきりしているからこそ、無駄な出費が少なく、結果としてお金も残りやすいのです。

バーキンに対して「すごい」「憧れる」と感じる人がいる一方で、「正直よく分からない」「自分には必要ない」と感じる人も一定数います。
中には「ばからしい」とまで感じる人もいますが、これは単に価値観の違いによるものです。ここでは、バーキンに興味を持たない人の心理を整理していきます。この部分を理解することで、自分がどちらの価値観に近いのかが見えてきます。
まず多いのが、「自分の生活に対して価格が高すぎる」と感じるケースです。バーキンは数十万円どころか、モデルによっては100万円以上することも珍しくありません。
そのため、普段の生活や収入とのバランスを考えたときに、「この金額をバッグに使うのは違う気がする」と感じる人もいます。これは決してネガティブな感情ではなく、むしろ冷静な判断ともいえます。
高級品を持つこと自体が悪いわけではありませんが、生活とのバランスが取れていないと、持っていてもどこか落ち着かない感覚が残ることがあります。その違和感を避けるために、あえて選ばないという判断をしている人もいるのです。
バーキンの価格には、素材や職人の技術、ブランド価値など、さまざまな要素が含まれています。しかし、それらに対して「そこまでの価値があるのか?」と疑問を感じる人もいます。
特に、ブランドに強い興味がない人にとっては、見た目だけでは価格の違いが分かりにくく、「なぜここまで高いのか」が腑に落ちないことがあります。その結果、「そのお金があるなら別のことに使いたい」と考えるようになります。
この感覚も自然なものであり、無理に理解する必要はありません。価値を感じるかどうかは人それぞれであり、納得できないものにお金を使わないというのは、合理的な選択でもあります。
もう一つの理由として、「使う場面が限られる」という現実的な問題もあります。バーキンは存在感のあるバッグだからこそ、どこでも気軽に使えるわけではありません。
たとえば、電車通勤や日常の買い物など、カジュアルなシーンでは浮いてしまうと感じる人もいます。また、周囲からの視線が気になり、「気を使いながら持つのは疲れる」と思う人も少なくありません。
結果として、「せっかく買っても使う機会が少ないなら意味がない」と考え、最初から購入を見送る選択につながります。
このように、単なる価格の問題だけでなく、使い勝手や生活との相性も大きな判断材料になっているのです。

ここまで見てきたように、バーキンを買うかどうかは単純な「お金の有無」では決まりません。
では、本当のお金持ちはどのような基準でお金を使っているのでしょうか。ここでは、実際に資産を築いている人に共通しやすい考え方を見ていきます。バーキンの話を超えて、今後のお金の使い方そのものに役立つ視点です。
本当のお金持ちは、意外なほどシンプルな基準で物を選びます。それは、「自分にとって本当に必要かどうか」という一点です。
収入が多いからといって、何でも買うわけではありません。むしろ、不要なものにお金を使わないからこそ、資産が積み上がっていきます。
バーキンに関しても同じで、自分の生活に必要であれば買いますし、必要なければ買いません。このシンプルな判断ができるかどうかが、長期的なお金の差を生むポイントになります。
もう一つの特徴は、「人からどう見られるか」よりも「自分にとって価値があるか」を重視することです。見栄のための出費は、一時的な満足感はあっても、長く続く価値にはつながりにくいからです。
たとえば、誰かにすごいと思われるためにバーキンを買った場合、その評価が得られなくなれば満足感も薄れてしまいます。一方で、自分が本当に気に入っているものは、他人の評価に関係なく長く使い続けることができます。
本当のお金持ちは、この違いをよく理解しています。だからこそ、他人の目ではなく、自分の納得感を基準にしているのです。
さらに重要なのが、「今だけでなく将来を見据えたお金の使い方」です。一時的な満足のために大きなお金を使うのではなく、その支出が将来的にどんな影響を与えるのかを考えています。
バーキンを購入する場合でも、「長く使えるか」「価値が大きく下がらないか」といった視点で判断します。逆に、短期的な感情だけで決めてしまうと、あとから「やっぱり必要なかった」と感じやすくなります。
お金持ちほど、この“時間軸”を意識しています。その結果として、無駄な出費が減り、資産も安定して増えていくのです。

ここまで読んでいただくと、「買うこと自体が悪いわけではない」ということは理解できたと思います。
ただし、実際にはバーキンを購入したあとに「こんなはずじゃなかった」と感じてしまう人がいるのも事実です。ここでは、後悔につながりやすい共通点について解説します。これから購入を検討している方にとっては、特に重要なポイントです。
最も多いのが、「周りが持っているから」「SNSでよく見るから」という理由で購入してしまうケースです。バーキンは象徴的なアイテムであるがゆえに、「持っている=成功」というイメージがつきまといます。
しかし、そのイメージだけで購入すると、手に入れた瞬間が満足のピークになりやすく、その後は徐々に熱が冷めていきます。結果として、「思ったより使わない」「なくてもよかったかも」と感じてしまうのです。
実際に質屋の現場でも、「一度は持ってみたかったけど、使う機会がなくて…」という理由で手放されるケースは少なくありません。このようなパターンは、購入理由が外側にあった場合に起こりやすい傾向があります。
バーキンは見た目の美しさやステータス性に目がいきがちですが、実用面ではクセのあるバッグでもあります。サイズによっては重さがあり、荷物を入れるとさらに負担が増えますし、開閉にも手間がかかります。
そのため、日常的に使うには少し不便だと感じる人もいます。特に、車移動が中心ではない方や、荷物の出し入れが多いライフスタイルの方にとっては、使いづらさが気になる場面が増えていきます。
購入前には魅力的に見えていた部分が、実際に使い始めるとストレスに変わることもあります。こうしたギャップが、後悔につながる原因になります。
「バーキンは値上がりする」「資産になる」といった情報をもとに購入を検討する方も多いですが、この点には注意が必要です。
確かに人気モデルや状態の良い個体は高値で取引されることがありますが、すべてがそうなるわけではありません。色やサイズ、素材、付属品の有無、保管状態などによって、査定額は大きく変わります。また、市場の流れによって相場が変動することもあり、「買ったときより必ず高く売れる」とは限りません。
質屋の立場から見ても、「思ったより金額がつかなかった」というケースは決して珍しくありません。資産として考えるのであれば、こうした現実も踏まえたうえで判断することが大切です。

それでも「やっぱりバーキンが欲しい」と感じる方もいると思います。ここでは、実際にバーキンを手に入れる方法について解説します。
購入方法によって価格や入手難易度が大きく変わるため、自分に合った選択をすることが重要です。
最も正規のルートが、エルメスの直営店での購入です。ただし、バーキンは店頭に並ぶことがほとんどなく、誰でもすぐに購入できるわけではありません。
一般的には、他の商品を購入しながら関係性を築き、タイミングが合えば案内されるといった流れになります。そのため、時間と費用の両方に余裕がある方向けの方法といえるでしょう。
海外のエルメス店舗で購入する方法もあります。国やタイミングによっては、日本よりも在庫状況が良い場合があります。
ただし、為替や渡航費、税金なども考慮する必要があり、トータルコストが高くなる可能性もあります。また、現地でも必ず購入できるとは限らないため、事前の情報収集が欠かせません。
国内の並行輸入店では、すでに仕入れられたバーキンが販売されていることがあります。直営店よりも価格は高くなる傾向がありますが、在庫があれば比較的スムーズに購入できるのがメリットです。
ただし、信頼できる店舗を選ぶことが非常に重要です。真贋の見極めが難しい商品でもあるため、実績のある店舗を選ぶようにしましょう。
質屋を運営している立場からお伝えすると、バーキンは非常に人気が高い反面、コピー品も多く流通しているのが現実です。実際に査定の現場でも、「正規品だと思って購入したが、鑑定するとコピー品だった」というケースは珍しくありません。
また、「メルカリで購入したので査定してほしい」とご来店されるお客様も少なくありませんが、その中にはコピー品だったケースも一定数あります。購入されたご本人は本物だと思っているため、査定時に初めて気づき、驚かれる方も多いのが実情です。それだけ、インターネット上では真贋の判断が難しい商品が流通しているという現実があります。
そのため、インターネットオークション(ヤフーオークション・メルカリ・楽天ラクマなど)での購入は、真贋のリスクが高く、慎重に判断する必要があります。
もし中古で購入する場合は、10年以上リアル店舗を運営している大手の質屋や専門店を選ぶのがおすすめです。実績のある店舗であれば、万が一の際も領収書などの証明があれば返金対応を受けられるケースが多く、安心して購入できます。

ここまで読んで、「結局、自分は買うべきなのか?」と迷っている方もいると思います。最後に、後悔しないための判断基準を整理しておきましょう。
まず大前提として、その支出が無理のない範囲かどうかを確認することが重要です。バーキンは高額な買い物だからこそ、購入後の生活に影響が出るようであれば、慎重に考える必要があります。
余裕資金の中で購入できるのであれば問題ありませんが、無理をして手に入れると、あとから精神的な負担になる可能性があります。
次に、「なぜ欲しいのか」を自分に問いかけてみてください。純粋にそのバッグが好きで、長く使いたいと思えるのであれば、購入する価値はあります。
一方で、「周りにすごいと思われたい」「持っていないと不安」という理由が強い場合は、一度立ち止まることをおすすめします。この違いが、購入後の満足度に大きく影響します。
最後に、そのバッグを数年後も使っている自分をイメージできるかどうかです。どんなに高価なものでも、使わなければ意味がありません。
ライフスタイルに合っているか、使う場面があるかを具体的に想像することで、より現実的な判断ができるようになります。
ここまで見てきたように、「本当のお金持ちはバーキンを買わない」という言葉は、一見すると極端ですが、その裏には大切な考え方が隠れています。
本当のお金持ちは、バーキンを買うかどうかで判断しているのではなく、「そのお金の使い方に価値があるかどうか」で判断しています。だからこそ、同じお金持ちでも、買う人もいれば買わない人もいるのです。
大切なのは、世間の価値観に振り回されることではなく、自分にとって納得できる選択をすることです。バーキンを持つこと自体が目的になってしまうと、本来の満足感は得られにくくなります。
自分にとって必要で、本当に価値を感じられるものであれば、購入することは決して間違いではありません。逆に、少しでも違和感があるのであれば、無理に手に入れる必要はありません。
最終的に大切なのは、「何を持つか」ではなく、「どうお金を使うか」です。この視点を持つことで、後悔のない選択ができるようになります。
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