【買取価格】カルティエの時計パシャC

2016年11月18日
カルティエの時計パシャC買取価格
  • 商品名
  • カルティエの時計パシャC
  • ランク
  • 【 B 】一般的な使用感のあるお品
  • 買取価格
  • 100,000円
  • 買取り日
  • 2016年11月18日
  • 備考
  • 【付属品】カルティエのパシャCのみ
 買取メモ 

【買取価格】カルティエの時計パシャC!中古Bランク

質乃蔵の児玉です。

熊本県山鹿市のお客様よりカルティエの時計パシャC 付属品無し 時計本体のみ 中古Bランクの商品を10万円で買取させていただきました。

トランプ氏が大統領になってから以外にも為替110円前後と円安傾向になっています。通常は円安になれば中古ブランド品は値段が上がって高い取引になるので、私達のような業者にとっては嬉しいはずなのですが・・・。急激な円安だったので、全国のバイヤーに聞いても、値段が上がっているという話しは聞いていません。円安傾向が実は一時的なものではないのか?という予想が1番大きいように思いえます。

今回は、カルティエの時計パシャCを査定したので、豆知識を書きます。少しでも参考になれば、嬉しいです。

カルティエの時計パシャCの歴史と魅力とは?

多くの熱烈なファンとよべるユーザーから支持を集める、ジュエリーやネックレスなどの装飾品で名高いカルティエが提供するパシャというブランド時計の歴史は、パシャシリーズの原型なったラウンドケースの防水ウォッチから作られました。

ラウンド型の防水ケース、盤面には4つのアラビア数字のみを表記、ミニチェーンでケースに固定したねじ込み式リュースプロテクター、剣型針など、それらの個性を女性用の腕時計としてエレガントに表現されたデザインが、大きな特徴であります。

もともと、カルティエの時計作りの原点は、大胆さ、情熱、エレガンスを見事に融合させ、時計作りの新しいスタイルを確立したパイオニアであり、初めて腕時計という商品を開発したメーカーなので、20世紀初頭には、角型のダイアルを考案し、それまでの時計のデザインに大きな変革をもたらしました。

カルティエのタンクエタンシュは、プールで泳ぎながら着用できる時計

フランス宝石細工師のルイ=フランソワ・カルティエが1847年に28歳の若さで師匠のアドルフ・ピカールからパリのジュエリー工房を受け継いだところからから歴史が始まります。そこから、カルティエパシャが登場するのが、世界初の防水機能を持ったと言われるタンクエタンシュで、プールで泳ぎながら着用できる腕時計が欲しいというユーザーの依頼を受けて作り出された角形防水時計が原型と言われています。

カルティエの時計にパシャという名前が付いた由来とは?

パシャという呼び名は、そのルーツとなったタンクエタンシュの制作を依頼したモロッコの太守、エル・ジャビ公に由来しており、その理由は、モロッコ、エジプト、トルコなどで使われている太守を意味するパシャという言葉から発したものです。

今でこそ、女性向けの時計となったパシャですが、発売当時は、重厚感のある大型のラウンドケースを採用していて、どちらかと言えば男性用の腕時計として扱われていました。しかし、近年、ピンク色の文字盤を採用し、よりエレガントなデザインにこだわったパシャCの登場で、女性用の腕時計としても認知されるようになりました。

カルティエの時計パシャはデザインが優れている

そもそものパシャの注目点は、防水機能の高さにあり、スポーツウォッチでありながら優美なデザインで人気があります。ですので、本来の防水機能を利用したスポーツウォッチの機能が売りではなく、そのデザインのこだわりからくる、装飾品としての腕時計のデザインが女性ユーザーの心をつかんだのだと言えます。

カルティエの時計パシャの特性について

では、パシャCの魅力については前述の通りのデザインの優美さから文字盤のこだわりにありますが、具体的にその商品の特性を説明いたします。文字盤の色は、ピンクとブラックから選べ、旧式のものと新式のものとでは、日付の位置やデザインの違いがあるので、好みのスタイルを選ぶのであれば、新品のアイテムだけではなく中古のアイテムも選択肢の一つになります。

一番古いモデルの特徴は、日付部分のレンズが丸くなっていることで、次のモデルでは、時計全体のデザインラインはあまり変わりませんが、ビックデイトタイプと呼ばれ、日付の位置が真ん中にあります。二か国の時間が同時にわかるようになっているメリディアンという、一風変わったモデルもあります。

パシャCでは、駆動方式が電池式ではなく、自動巻きが採用されています。機械式時計内のムーブメントに内臓されたローターが、時計を巻いた腕の動きに合わせて回転することにより、それが歯車を回転させて、ゼンマイが自動的にまかれるシステムです。手巻きとは違い、巻き止まりがないのが特徴です。普通に毎日使っていれば、ゼンマイが自動的に巻かれるので、針が止まってしまうというトラブルも深く考える必要がないのも利点でしょう。

カルティエの時計パシャの販売価格は?

それでは、実際に販売価格を見てみましょう。基本デザインを踏襲しながらもパシャCには盤面の色や文字の色、機能に新旧、様々なタイプがありまして、その高い人気度を誇り続ける中でも、その価格差は年代によって、中古市場では大きな違いがあります。安いモデルでも、15万円ほどします。

2005年に限定販売された、クリスマス限定モデルは、金属のベルトではなく革のベルトが採用していて、値段はだいたい20万円前後で、販売されているようです。

中古品の通販サイトを見ると、その多くがピンク色の盤面が採用されているモデルが多いのも、女性のユーザーが多いからなのでしょう。ブランド時計の中古市場の中では、比較的、安い価格で提供されている印象がありますが、中には、中古品でありながら、100万円を軽く超えるモデルも存在し、18金のインゴットをくり抜いたケースで高級感が漂います。

1985年にパシャ ドュ カルティエコレクションが発表された時のモデルです。その後の何周年を記念して、ステンレス製のパシャCが、コレクションの仲間入りしました。現行型のモデルにも、長い歴史を守り、基本デザインの意匠はそのままにし、ブランドのイメージを守っています。ここにカルティエの強いこだわりが見られるのです。

いかがでしたでしょうか?少しでもカルティエのパシャについて参考になれば嬉しいです♪