
熊本市東区の質屋 質乃蔵(しちのくら)の児玉です。
「パソコンは質屋で質入れできるのかな」「ノートパソコンを売らずに、一時的にお金を借りられないかな」と気になっている方も多いでしょう。最近は仕事や生活でパソコンを使う方が多いため、急な出費のときに、手元のノートパソコンを活用できないかと考える方もいらっしゃいます。
ただ、パソコンには個人情報が入っています。写真、書類、ログイン情報、仕事のデータなどが残っていることもあるため、質入れできるかどうかだけでなく、「初期化が必要なのか」「どんなパソコンなら預けられるのか」も確認しておきたいところです。
そこで今回は、パソコンの質入れについて解説します。質乃蔵でお預かりできる条件、初期化の必要性、査定金額の考え方、来店前に準備しておきたいことも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次

パソコンは、条件が合えば質入れの相談対象になります。ただし、すべてのパソコンを預かれるわけではありません。
質乃蔵の場合、質預かりの対象になるのは、WindowsやMacのノートパソコンです。持ち運びができるノートパソコンで、購入から3年以内を目安に見ています。パソコンは新しい機種が出ると旧モデルの中古相場が下がりやすいため、年式が古いものは質預かりが難しくなることがあります。
まずは、質乃蔵で相談対象になるパソコンと、お預かりできないパソコンを確認しておきましょう。
質乃蔵では、Windowsのノートパソコン、MacBook AirやMacBook ProなどのMacノートパソコンが質預かりの相談対象になります。
Windowsであれば、富士通、Dynabook、NEC、Panasonic、mouse、HP、Lenovo、DELL、ASUSなどのノートパソコンが相談対象になりやすいです。ただし、メーカー名だけで決まるわけではありません。年式、型番、スペック、状態、付属品、中古相場を見ながら判断します。
Macの場合も同じです。MacBook AirやMacBook Proなどはご相談対象になりますが、年式が古いもの、状態が悪いもの、初期化できないものはお預かりできません。
質乃蔵では、デスクトップパソコンの質預かりはしていません。サイズが大きく、保管や再販の面でもノートパソコンとは扱いが変わるためです。
また、ゲーミングノートパソコンや自作したノートパソコンもお預かりしていません。スペックが高い商品もありますが、パーツ構成や状態、相場の見方が複雑になりやすく、質預かりでは扱いにくい品物になります。
パソコン以外に質屋で預けられる品物を知りたい方は、質屋に預けられるものをまとめた記事も参考にしてください。
購入から3年以内のノートパソコンであっても、状態によってはお預かりできません。
たとえば、壊れているパソコン、画面割れがあるパソコン、バッテリー劣化があるパソコンは質預かり不可になります。電源が入らない、充電できない、キーボードが正常に動かないといった場合も、査定が難しくなるでしょう。
質預かりでは、一定期間お預かりすることになります。そのため、いま動くかどうかだけでなく、保管中や返却後に問題が出にくい状態かも確認します。
| 区分 | 内容 | 質乃蔵での扱い |
|---|---|---|
| Windowsノートパソコン | 富士通、NEC、DELL、HPなど | 状態や年式により相談対象 |
| Macノートパソコン | MacBook Air、MacBook Proなど | 状態や年式により相談対象 |
| デスクトップパソコン | 一体型、タワー型など | 質預かり不可 |
| ゲーミングノート | 高性能GPU搭載モデルなど | 質預かり不可 |
| 自作ノートパソコン | 個人で構成を変えたもの | 質預かり不可 |
| 故障・画面割れ・バッテリー劣化 | 動作や状態に問題があるもの | 質預かり不可 |
パソコンの質入れで特に気をつけたいのが、データの扱いです。
質乃蔵では、パソコンを質預かりする場合、初期化が必ず必要になります。これは、パソコンの中に個人情報が入っているためです。
スマホやタブレットと同じように、パソコンにも写真、書類、メール、ブラウザのログイン情報、仕事のデータなどが入っていることがあります。質乃蔵では個人情報保護の観点から、初期化できない方、初期化したくない方のパソコンはお預かりしていません。
パソコンは、見た目はただの機械でも、中には多くの個人情報が入っています。
たとえば、保存した写真や書類だけでなく、クラウドサービスのログイン情報、メール、ブラウザの履歴、仕事で使ったデータなどが残っている場合があります。自分では気づいていなくても、パソコンの中に大切な情報が残っていることは珍しくありません。
そのため、質乃蔵では「預けるだけだからデータはそのままで大丈夫」とは案内していません。お客様の情報を守るためにも、初期化を必須条件としてお伝えしています。
初期化できない方、または初期化したくない方は、パソコンの質預かりはできません。
これは、パソコンの価値とは別の問題です。どれだけ新しいノートパソコンでも、どれだけ高性能なモデルでも、個人情報が残ったままではお預かりできないと考えてください。
スマホやiPhoneの質預かりでも、質乃蔵では個人情報の観点から初期化をお願いしています。スマホの質預かりについては、質屋でスマホを預かりできるかを解説した記事でも紹介しています。
ここで注意したいのが、型番確認のタイミングです。
ノートパソコンは、外観に型番が分かりやすく書かれていない商品もあります。初期化したあとに型番が分からない場合、店頭で再度パソコンを立ち上げて確認する必要があり、査定に30分から60分ほどかかることがあります。
そのため、初期化する前に一度ご自宅でパソコンを立ち上げ、型番を確認しておくと安心です。型番が分かれば、来店前に質乃蔵へ「この型番のノートパソコンだったら、いくらで預かれますか?」と問い合わせやすくなります。

パソコンを質入れしたい方が一番気になるのは、やはり「いくら借りられるのか」という部分でしょう。
質乃蔵の場合、パソコンの質預かり金額は、買取価格より30%ほど低い金額になります。スマホやタブレットの質預かりでは買取価格より20%ほど低い金額で見ることがありますが、パソコンは相場下落が早いため、30%ほど低く見て査定します。
まずは、金額がどのように決まるのか確認しておきましょう。
質預かりは、品物を担保としてお預かりし、その価値の範囲内でお金をお貸しする仕組みです。買取とは違い、期限内に元金と質料を支払えば品物は戻ります。
ただ、パソコンは新作が出ると旧タイプの相場が下がりやすい商品です。質預かりでは一定期間お預かりするため、その間に中古相場が下がる可能性も考えて査定額を決めます。
そのため、質乃蔵の場合、パソコンの質預かり金額は買取価格より30%ほど低い金額になります。質預かり全体の金額の考え方は、質預かりの相場と買取との違いを解説した記事でも詳しく紹介しています。
同じノートパソコンでも、査定額は大きく変わります。
見るポイントは、メーカー、型番、購入時期、CPU、メモリ、ストレージ容量、画面サイズ、バッテリー状態、キズや汚れ、付属品の有無などです。MacBook AirやMacBook Proでも、年式やスペックが違えば査定額は変わります。
一方で、有名メーカーだから必ず高いというわけではありません。パソコンは中古相場の変動が早いため、人気モデルでも年式が古くなると金額が下がりやすくなります。
| 査定ポイント | 見る内容 | 金額への影響 |
|---|---|---|
| 年式 | 購入から3年以内が目安 | 新しいほど評価しやすい |
| 型番・スペック | CPU、メモリ、容量など | 性能が高いほど評価しやすい |
| 状態 | キズ、画面、キーボード、バッテリー | 故障や劣化があると不可になることがある |
| 付属品 | 充電器、箱、保証書など | そろっている方が査定しやすい |
| 初期化 | 初期化済みかどうか | 初期化できない場合は預かり不可 |
パソコンの質入れでは、基本的に付属品が必要です。特に充電器がないと、動作確認ができなかったり、確認に時間がかかったりします。
箱や保証書、説明書などがある場合も、できるだけ一緒に持ってきてください。すべてが必ず金額に大きく影響するとは限りませんが、再販時に確認しやすくなるため、査定の判断材料になります。
付属品を探すのが大変な場合でも、まずは本体と充電器をそろえることを優先しましょう。

パソコンの質入れは、来店前の準備で査定時間がかなり変わります。
特に大切なのは、型番確認、データのバックアップ、初期化、充電、付属品の準備です。ここを済ませておくと、店頭での確認がスムーズになります。
査定前に知っておくと安心なので、それぞれ確認しておきましょう。
初期化すると、パソコンの中のデータは消えます。
必要な写真、書類、仕事のデータ、メール、各種ログイン情報などは、初期化する前にバックアップを取っておきましょう。外付けハードディスク、USBメモリ、クラウドストレージなど、使いやすい方法で保存しておくと安心です。
質入れしたパソコンは、期限内に元金と質料を支払えば戻ってきます。ただし、質乃蔵では個人情報保護の観点から初期化が必要なため、「戻ってくるからデータはそのままでよい」とは考えないようにしてください。
来店前には、ノートパソコンを充電しておいてください。
充電がない状態だと、電源が入るか、画面が正常か、キーボードやバッテリーの状態はどうか、といった確認に時間がかかります。充電器を持ってきていても、その場で充電しながら確認することになれば、査定がすぐに進められません。
少しでも早く査定を進めるためにも、本体を充電したうえで、充電器も一緒に持ってきていただくと助かります。
ノートパソコンは、外観だけでは型番が分からない商品もあります。
そのため、初期化する前に一度パソコンを立ち上げ、型番やスペックを確認しておきましょう。型番が分かれば、来店前の電話問い合わせで金額の目安を伝えやすくなります。
あわせて、画面割れがないか、キーボードに不具合がないか、バッテリーの劣化が強くないかも見ておきましょう。状態に不安がある場合は、来店前にその点も伝えていただくと、より現実に近い目安をお話ししやすくなります。

ここからは、パソコンを質入れするときの流れを紹介します。
質乃蔵の場合、いきなり初期化して来店するよりも、まず型番を確認してから事前に問い合わせていただく方がスムーズです。金額の目安に納得してから初期化した方が、来店後のやり取りも進めやすくなります。
まずは、ノートパソコンの型番を確認しましょう。
型番が分かったら、質乃蔵へ「この型番のノートパソコンだったら、いくらで預かれますか?」とお問い合わせください。電話だけで最終金額を確定することはできませんが、相場や条件をもとに、おおよその目安をお伝えできます。
質乃蔵では、電話で無理に高い金額を伝えることはしません。実物の状態、付属品、相場によって金額が変わるため、電話ではあくまで目安としてお伝えしています。
金額の目安に納得できたら、データをバックアップしたうえで初期化します。
その後、本体、充電器、箱、保証書などの付属品を持ってご来店ください。本人確認書類も必要になります。質預かりは品物を担保にする取引ですが、本人確認は必要です。
初期化したあとに型番が分からない場合は、店頭で再度パソコンを立ち上げて確認することがあります。その場合、査定に30分から60分ほどかかることがあるため、できれば初期化前に型番を控えておきましょう。
店頭では、パソコンの状態、型番、スペック、付属品、中古相場を確認します。
査定額に納得いただければ、質預かりの契約をして、その場で現金をお渡しします。金額に納得できない場合は、無理に預ける必要はありません。査定だけでも大丈夫です。
質預かりの期限は原則3か月です。期限内に元金と質料を支払えば品物は戻ります。期限までに元金を用意できない場合でも、質料を支払うことで期限を延長できます。これを「利上げ」と呼びます。
もし期限までに支払いがない場合は、質流れになります。質乃蔵からご家族や会社へ連絡することはありません。質預かりの仕組みについては、質屋の仕組みを解説した記事でも紹介しています。

パソコンの質入れは、売らずに一時的にお金を用意したい方に向いています。
ただし、パソコンは生活や仕事で毎日使う方も多い品物です。預けている間は手元に戻せないため、今後の使い方も考えたうえで判断しましょう。
「1か月後にはお金が入る予定がある」「今だけ現金が必要」「売るのはもったいない」という方には、質預かりが選択肢になります。
買取の場合、売却した品物は基本的に戻りません。一方、質預かりであれば、期限内に元金と質料を支払うことで品物を取り戻せます。
大切なノートパソコンを手放すか迷っている場合は、買取だけでなく質預かりも検討してみましょう。
毎日使っている仕事用パソコンや、学校・生活に欠かせないパソコンは、質入れする前に慎重に考える必要があります。
質預かり中は、そのパソコンを使えません。代わりのパソコンがない場合、仕事や生活に支障が出ることもあります。
一時的にお金を用意したい気持ちは分かりますが、預けたあとに困らないかを先に確認しておきましょう。
会社から支給されているパソコンや、リース契約中のパソコンは、自分の所有物ではない可能性があります。
質入れは、自分の品物を担保にする取引です。所有者が自分ではない可能性があるものは、質入れできません。
判断に迷う場合は、来店前に確認してください。分割払い中やローン中のパソコンについても、状況によって扱いが変わるため、事前に相談しておくと安心です。

ここでは、パソコンの質入れについてよくある質問をまとめました。
店頭でも確認されやすい内容なので、来店前に見ておくと流れが分かりやすくなります。
質乃蔵では、初期化しないままのパソコンはお預かりできません。
パソコンには個人情報が入っているため、質預かりの際は初期化が必ず必要です。初期化できない方、初期化したくない方は、パソコンの質入れはできませんのでご注意ください。
MacBook AirやMacBook ProなどのMacノートパソコンは、質預かりの相談対象になります。
ただし、購入から3年以内が目安です。年式、スペック、状態、初期化の可否、付属品、中古相場によって査定額やお預かりの可否は変わります。
質乃蔵では、デスクトップパソコンの質預かりはしていません。
相談対象は、基本的にWindowsやMacのノートパソコンです。デスクトップ、一体型、ゲーミングノート、自作ノートはお預かりしていません。
期限までに元金と質料を支払えば、パソコンは戻ります。
元金を用意できない場合でも、質料を支払うことで期限を延長できます。期限までに支払いがない場合は質流れとなり、品物の所有権が当店へ移ります。取り立てや催促ではなく、品物を手放す形になるのが質預かりの特徴です。
査定だけでも大丈夫です。
ただし、パソコンの場合は型番確認、動作確認、初期化の状態確認が必要になるため、事前に型番を確認してお問い合わせいただくとスムーズです。無理に来店をすすめることはありませんので、まずは目安を知りたい場合もご相談ください。
パソコンは、条件が合えば質入れの相談対象になります。質乃蔵では、WindowsやMacのノートパソコンが対象で、購入から3年以内が目安です。
ただし、デスクトップパソコン、ゲーミングノート、自作ノート、壊れているもの、画面割れやバッテリー劣化があるものはお預かりしていません。また、個人情報保護の観点から初期化は必須です。初期化できない方、初期化したくない方はお預かりできません。
金額については、質乃蔵の場合、パソコンの質預かりは買取価格より30%ほど低い金額になります。新作が出ると旧タイプの相場が下がりやすいため、質預かりではその点も考えて査定します。
来店前には、初期化する前に型番を確認しておきましょう。そのうえで「この型番のノートパソコンだったら、いくらで預かれますか?」とお問い合わせいただくと、目安に納得してから準備しやすくなります。
質乃蔵の質預かりについては、質預かりページでも紹介しています。パソコンを売るか、預けるかで迷っている方は、無理に決めず、まずは相談してみてくださいね。