べっ甲の見分け方とは?本物か偽物の識別方を徹底解説

2010年9月18日

べっ甲の識別方を解説

熊本の質屋 質乃蔵の児玉です。

生物起源の装飾品として、珊瑚、琥珀、真珠とともに、よく使われている割に明確な鑑別法を知らないものです。

本来は、「タイマイ」と言う海亀の甲羅を、加工したものです。南の島で捕獲されていた この亀は、ワシントン条約によって保護され、捕獲や売買が制限されています。

べっ甲!本物か偽物かの見分け方とは?

タイマイの甲羅を水バリによって、加熱接着・積層し、厚みを増して加工するという。つまり、薄い甲羅が重なっていることから、横方向から見ると、べっ甲の層が、確認できれば ほぼ、べっ甲で間違いありません。

また茶色や褐色の斑の部分を顕微鏡で観察すると、細かい褐色の粒状の物の集合に見えます。プラスチック等のイミテーションは、その部分が 流体構造の様に 見えます。

昔、ドアに手の爪を挟み血豆のようなものが爪にできたとき、出血によって 褐色になった爪の部分を顕微鏡で見ると、血が固まって褐色の粒状の物が存在していて これだと思いました.~(笑)

べっ甲のイミテーションに多い、ベークライトやプラスチックは熱に弱く破壊検査となるので、薦めませんが、ホットポイントで容易に穴があきます。ただし 焼きすぎた針は、べっ甲にもキズが付きます。人の爪も甲羅と同じと考えてテストしたところ、私の爪にも穴があきました.。笑

(私の宝石の師匠 林 潤二 レポートより)