基本的に買取はできませんが、宝石を知る為の知識として合成宝石についてお話しいたします。
【合成宝石について】金を人間の手で作ることを目指した錬金術が、化学の発展に歴史的に多大な貢献をしたように、ダイアモンドや、ルビー エメラルドを人工的に作ろうとした事は,近代から現代にかけての,科学技術の進歩に深くかかわっています。 そこで その合成法を中心に,現在流通している合成宝石のお話をしたいと思います。合成宝石とは、天然宝石と同じ 化学組成 物理特性を有するものと考えます。例えば ダイアモンドは、炭素(C)が緻密にコンパクトに等軸晶系に結晶したものですが キュービックジルコニアは、Zr2O3が主成分ですので合成ダイアモンドや人工ダイアモンドではなく、 ダイアモンド類似石と呼ばれるべきです。合成ダイアモンドは、天然ダイアモンドの産出条件である地中奥深くマグマの傍のような 超高温超高圧下で炭素を人工的に結晶化させて合成されたものを指します。この合成法を超高圧法と呼び米国のGE社で開発されました。
1ベルヌイ法 酸素と水素をバーナーに送り高温を作り原材料を溶かし、宝石を結晶させる。昔からある合成法で、合成ルビーや合成ブルーサファイアなどの 各色の合成コランダムが作られている。我々が多く目にする合成宝石でしょう。
2フラックス法 溶剤(フラックス)を使用することにより、原材料を溶かしやすくする方法。米国のチャザムにより実用化された。合成エメラルドが作られ、さらに合成ルビーや合成ブルーサファイアが作られた。その後ギルソンや他のメーカーや日本のメーカーの物もあります。プラチナのルツボの使用など ベルヌイ法より 格段にコストがかかる。
3熱水法 熱水鉱床で 宝石が出来る状況を再現した方法。密閉されたオートクレープ中に 原材料と水分を入れ種結晶を吊り下げ、加熱することで、内部を高温高圧化し原材料を溶かし温度コントロールによって種結晶のまわりに結晶を育成する。この方法で育成されたロッククリスタルが通信用水晶発振子や時計用の水晶発振子として日本の科学的進歩に貢献したそうです。さらにIT用基板の為の。単結晶の育成法の研究が合成宝石の製造法の研究につながったそうです。この方法で育成される宝石はロッククリスタルや、シトリン アメシスト などの水晶、合成エメラルドや合成ルビーなどがあります。
4結晶引き上げ法 クレサンベールの ルビーがこの製法と言われている。